8月10日に発足した第2次岸田改造内閣。岸田文雄首相(65)は同日の記者会見で「数十年に一度とも言われる難局を突破する」と述べ、防衛力の強化や経済再生、新型コロナウイルス対策などを掲げました。そのなかでも最も注目されたのが旧統一教会の話題。
安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を機に、政治家と統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)の密接な関係が次々と判明し問題視されているなか、岸田首相は記者会見で、政府が旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と閣僚ら、政務三役の関係について「個人の政治活動に関するもので、調査を行う必要はない」とする答弁書を閣議決定したとしたのでした。
ひろゆき氏はこの記事のリンクとともに、自身のTwitterで《日本政府として、政府内の統一教会との関係は闇に葬る事が決まりました。「岸田内閣の大臣、副大臣、政務官の統一教会との関係を調べない」という閣議決定》と投稿。
ひろゆき氏といえば旧統一教会を巡ってたびたび批判的なツイートを行ってきましたが、今回のこのひろゆき氏の発言に、ネット上では賛否が別れているようで、《徹底追及したほうが支持率上がると思うんですが、なぜここまで隠蔽したがるんですかね》 《これ客観的に見たら「やましい」「あやしい」と言ってるようなものですけどね》 《知らない間に日本の政治はこんなも堕落していたとは‥》といった賛同の声や、
《このまま煽動屋としてより磨きをかけてくんかな》 《日本政府に個人の信教や政治活動を規制する事は出来ないので当然な閣議決定》 《政府による調査はNGだろうな。付き合いがあったとして犯罪では無い》などと批判的な声も上がり、ネット上では論争になっています。
岸田内閣は、“国民の声”を聞き流している気もしますよね…。一方で、日本国憲法第20条が保障する『信教の自由』との兼ね合いもあるので、非常に難しい課題でもありますね。
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