元SMAPでタレントの中居正広さんが27日、日本放送のラジオ番組「中居正広 ON & ON AIR」に出演。9月27日に亡くなった女優の竹内結子さん(享年40)への思いを語りました。
中居さんは、竹内さんが亡くなった直後にコメントを発表しなかったことについて、「状況とかいきさつとか、(事務所等からの)公式コメントとか見ても、まだ受け入れられないというか、コメントするのが僕苦手で…」と説明し、「思い出もいっぱいありますし、思いもいっぱいありますし、不思議にしっかり届いていると思ってましたし、コメントを出さなくても」と続けました。
お二人は、2001年のTBSドラマ「白い影」で共演。中居さんは当時の竹内さんについて「すごく根性のある子で。撮影中に38度の熱が出ても撮休を嫌がるというか、まだ20歳くらいだったかな」と話していました。
また、最後に会ったのは去年の春、日本テレビ系ドラマ『仰天ニュース』のハワイロケだったとのこと。撮影ではお約束のプールに落ちる流れになったが、中居さんは、
「落ちるのは全然良いんです。でもそうすると竹内結子ちゃんだけ落ちないじゃないですか。そうすると“際立ち”と“浮き”というか、僕は組織でいる時は誰かを“浮かしたくない”んですよ。“際立ち”だったらば良いんだけど、僕が落ちちゃうと『女優・竹内結子ちゃんだけ落ちないんだ』って見られて、せっかく来てくれたのに見え方がよくない」と竹内さんに配慮して迷いがあったことを述べました。
すると竹内さんは、「私も落ちた方がいいですか?」と気遣ってくれたそうです。
ロケ後には、食事に行った思い出も語り、「なんかいっぱいしゃべって、いっぱい笑ったんだな…。もうちょっとお話したかったかな」と竹内さんを惜しみました。