「神様の言うとおり」という漫画。少年マガジンにて連載し、福士蒼汰さん主演で映画化もされた大人気作です。次々展開されたデスゲームと魅力溢れるキャラクター達に、ページをめくる手が止まらなくなってしまう漫画です。
非日常に引き込まれる
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「神様の言うとおり」の魅力のひとつに、「非日常感」があります。主人公達は平凡な高校生だったのですが、ある日突然教室にだるまが現れ、教師を惨殺してしまいます。そこから始まるだるまさんがころんだは、動いたら死ぬという狂気のデスゲーム。
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だるまにタッチするまで終わらない死のゲームに、主人公達は突然向き合わされるのです。そしてだるまさんがころんだを乗り越え、生き残ったメンバーにも次のゲームが用意されています。だるま、まねきねこ、こけし、しょうべんこぞう…などなど、様々な異形が彼らにデスゲームを持ちかけ死へと誘います。日常から非日常へ、漫画ならではのハイスピード展開に引き込まれてしまいます。
多彩で魅力溢れるキャラクター達
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主人公の高畑瞬は、平凡でありながら優しく勇敢な心の持ち主。だるまの試練を切り抜けるまでに多くの人が死んで行ったことや、理不尽に仲間の命が奪われていくことに怒り、涙する少年です。ここぞ!というところで前に出ることのできる彼の勇気と男気に胸を打たれた人も多いのではないでしょうか。彼だけでなく、学校の問題児である天谷武もポイントです。高い身体能力と独特な存在感で周囲を圧倒する天谷は、確かに問題児ですがかっこいいんです!
また、男の子だけでなく女の子もかわいいのが「神様の言うとおり」における大きな魅力。後に高畑瞬と行動を共にする秋元いちかや、他の女の子キャラクターもかわいいだけでなく強かったり、しっかりと自分を持っていたり、魅力たっぷりなんです!
壱部、弍部と続く多彩なデスゲーム
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「神様の言うとおり」は、全体を通して壱部と弍部に分かれています。高畑達を襲ったデスゲームは彼らのいた高校だけでなく、日本中、世界中で行われているんです。弍部では高畑達とは別の高校のデスゲームが描かれ、こちらも読み応えばっちりです。壱部でも行われていただるまさんがころんだ、そして続くまねきねこ。さらに続くすなとり、あやとり、いすとりなど次々出てくる新しいゲームから目が離せません!ゲームの名前がすべてひらがなで表記されるのも、子どもの遊びを冠していることと相まってゲームの怖さを強調しています。
きっと夢中になる!神様の言うとおり
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映画を見て「神様の言うとおり」を知った、という人もいるではないでしょうか。映画だけでは描かれなかった部分まで、漫画なら「神様の言うとおり」の世界を隅々まで楽しむことができます!これを機に漫画を手に取ってみるのも面白いかも知れませんね。