ヤンマーと聞くと真っ先にCMを思い浮かべる方も多いでしょう。ヤンマーは昔から人々の印象に残るようなテレビCMを制作していますが、特に会社名を使ったキャラクターのヤン坊とマー坊は幅広い年齢層の方に親しまれています。
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ヤンマーという会社名は聞いたことがあっても、どのような製品を販売している会社かはよく分からないという方もいるでしょう。実は農業やマリンレジャー、エネルギー、建築機械などさまざまな製品を製造・販売している大手の企業なのです。営業拠点は全国各地に設置していますが、海外にも進出していて北米や中南米、ヨーロッパ、アジアパシフィックと世界中に営業拠点があり、グローバルに活躍している日本企業の一つなのです。
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創業からの沿革
1912年創業のヤンマーは既に1世紀にわたって歩み続けており、トラクタやコンバイン、田植え機などの農業機械だけでなくミニショベルやポータブル発電機などの建設機械、エネルギーシステム、小形エンジン、大型エンジン、コンポーネントなど幅広く取り扱っています。
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世界をリードし続けるヤンマーのテクノロジーは常に進化しており、人口や食料、環境・エネルギーといったさまざまな問題に直面するこれからの100年にむけて新たな一歩を踏み出しています。例えば無人走行するロボットトラクターは未来の農業をつくり、スマートアシストは農機、経営、効率をICTで見守っています。エネルギーマネージメントシステムは必要なときに必要なエネルギーを必要な場所に届ける事業で、規制適合エンジンは空気よりもキレイな排ガスを目指しています。
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製品情報
ヤンマーが販売している農機やプレジャーボート、漁船、発電機の購入を検討している方は、公式ホームページにある製品情報を開いてみましょう。ヤンマーの密苗は低コストと省力化を実現した田植え機で、坪50から60株で移植すれば苗箱数が10アールあたり5から8箱減らせます。密苗を導入することで育苗箱数だけでなく資材費の削減にもつながり、苗運搬時間も従来の195時間から65時間に減らせるのです。
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管理方法はこれまでと変わりませんから、難しい技術を取り入れる必要はありません。またヤンマーの産業用無人ヘリコプターは人にも環境にも優しい新型で、大容量の散布を可能にしています。空からの農業を一層進化させる次世代の無人ヘリコプターになっており、ハイパワー・ハイペイロードはもちろんスタイリッシュでシャープなデザインも魅力です。