世の中には内部障害、難病、発達障害、色覚障害、難聴などの見た目だけでは分かりにくい障害がたくさんある。
皆さんはこのリボンにどんな意味があるか知っていますか?
この透明のリボンには名作童話「星の王子様」から引用された「大切なものは目に見えない」と書かれている。
その意味は「バッジをつけて見えない障害を知ってもらおう」である。
2011年頃からスタートし、主に2つの想いが込められている。1つ目は「障害者だと認めてもらえることができないため、福祉制度などの支援を受けることができないで困っている人たちがいるということを知ってほしい」、2つ目は「『見えない障害を抱えている人』と『支援したい人』との間を繋ぎたい」という想いである。
このバッジは2種類があり、 障害を持つ人が使用する『当事者用』と支援したい人が使用する『啓発用』であり、 当事者用のリボンにはハートマークが付いている。
このバッジは現在、「わたしのフクシ」というサイトで販売、発送していて、企業やNPO法人ではなくTwitterで集まった方々で運営されている。
資金や時間の問題があるため、販売時期が不定期である。Twitter、Facebookでお知らせをしているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
見えない障害を持つ方々は福祉制度の支援が受けられないケースが多くある。
例えば1日に4時間しか活動できず常に体がだるいといった症状がある 内部障害。
しかし、この症状は”障害者”として認められません。
これは特別な人だけの話ではなく、誰もが明日には当事者になる可能性がある。一人でも多くの人がこの問題を身近に感じながら考えてほしい。
