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梨園の知られざる事情。海老蔵は再婚を急かされている?


海老蔵の再婚問題が度々報じられています。最愛の妻・小林麻央さん(享年34)が亡くなってから、今なお麻央さんへの変わらぬ思いをブログで綴っていますが、思いに反して再婚問題が度々報じられ、お相手に麻央さんの姉・小林麻耶さんが候補になるほどの過熱ぶりです。
これほどメディアで騒がれるのは、一つは成田屋の事情もあるようで、成田屋の一部のごひいきの方から、再婚を勧める声があるようです。歌舞伎役者は年間に約10カ月も舞台に立たなければならず、梨園の妻の一番の仕事は夫の代わりに、贔屓(ひいき)筋との付き合いをこなさなければなりません。


写真:postseven.com

公演へ訪れた贔屓筋の出迎えや見送り、盆暮れの付け届け(贈り物)や冠婚葬祭など、大手の芸能マネージャーほどの激務をこなします。梨園では「舞台の中は役者の仕事、外は妻の仕事」と言われ、芝居以外の様々な事は、雑務まで妻が取り仕切るようになっています。梨園は古いしきたりや格式を重んじる所で、今の時代ではありえない決まり事などもあります。

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写真:postseven.com

麻央さんの闘病中は海老蔵の母・堀越希実子さんが中心にサポートしていましたが、年齢的にいつまでも息子の「おかみさん」代わりはできません。この状況を贔屓筋や歌舞伎関係者が心配して、再婚話が上がっているようです。

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写真:c.yimg.jp

海老蔵は由緒ある「成田屋」を引き継ぐ大切な役目があり、父親業だけに専念できないようです。また、東京五輪に合わせて2020年頃は、海老蔵と息子・勸玄くん(4)の「ダブル襲名披露」という成田屋の事情があります。もし海老蔵が市川宗家の、350年を誇る大名跡「十三代目・市川團十郎」を継ぐと、歌舞伎興行を取り仕切る松竹挙げての大興行となるので、そばで支える“梨園の妻”がいなければ襲名できないのではないかと報じられています。これは「梨園の掟」と言われるもので、襲名という大事な時に妻がいないと、様々な面で不都合があると言われます。point 323 | 1

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写真:c.yimg.jp

海老蔵は再婚は考えられない状況ですが、歌舞伎界の名門、市川家の事情が気持ちの整理を待てない様子です。今では技量はもちろん、人格的にも團十郎襲名に相応しい存在となり、今後は歌舞伎役者として大物になればなるほど再婚は避けられない問題になると言われています。一方では「海老蔵の再婚は許されるか」などの世間の反発も予想されているようです。

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写真:akeharu2017.xyz

メディアの過熱報道や、贔屓筋のプレッシャーが海老蔵に重くのしかかる再婚問題ですが、海老蔵が万全の姿で團十郎襲名に向けて精進するためには誰かの支えが重要になるようです。

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