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【話題】木村花さん死去で「心配になってきた」と「中傷加害者」ら弁護士への相談急増⁉「罰を受けて痛みを知る必要が」の声も…


去る5月23日に 恋愛リアリティー番組『テラスハウス』の出演者だった女子プロレスラー木村花さんが 死去したことを受け、ネットの誹謗中傷などに対して、法的措置も辞さないことを示唆する有名人が増えているというのですが…。

YAHOOニュース

こうした中、弁護士ドットコムにも 23日以降、「この内容は名誉毀損になるか」「書き込みから時間がたっているが、特定される可能性はあるか」などといった投稿が10件以上寄せられています。自身の書き込みに不安を覚えた「中傷経験者」からの弁護士への相談件数も急増しているようです。

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「軽い気持ちで投稿してしまった」「興味本位で書き込みに参加

軽い気持ちで投稿してしまい、反省しております。ただ、金銭的な余裕がなく、このまま他の投稿に埋もれてくれればと考えています。本人が気づいて、ログから自分が特定されないか不安です」ある男性は、地域密着型の掲示板に知人を誹謗中傷する書き込みをしてしまったという。

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弁護士ドットコム

「お恥ずかしい話ですが、当時は名誉毀損などのリスクがまったく頭になく、興味本位で書き込みに参加してしまいました」同じく特定リスクを気にする別の男性は、誹謗中傷を書き込んだ心理について、そのように弁解しています。

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弁護士「木村さんのニュースの影響」⁉ 「訴えられるかも」と不安に…

「ググっと増えましたね。木村さんのニュースが世間に与えた影響は大きいなと感じました」YouTuberとしても活躍する藤吉修崇弁護士のもとにも、23日以降、同種の相談が増えているという。

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@kenichiromogi

「加害者」に対しては、「本当になんでそこまで書いてしまったんだという思いはありますね」と ネットの誹謗中傷事件を「イヤというほど」扱ってきたという藤吉弁護士は、苦言を呈します。

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一方、言論が制限されることも危惧しているといいます。たとえば、弁護士ドットコムに寄せられた投稿にこんなものがあったという。

ある女性は、『テラスハウス』で木村さんのアンチが増えるきっかけとして指摘されている「コスチューム事件」について、以下のような投稿をしたそうです。「Aさんも悪いところがあるけど、Aさんが逆の立場だったら怒らないと思います。私はAさんの優しいところに魅力を感じます! でもBさんが大切な物だったので気持ちも分かりますが。。

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point 0 |
YAHOOニュース

女性の書き込みが、本当にこの通りだったのなら、意見や感想にすぎず、なんの問題もないはずですが…。
しかし、女性は「訴えられないか不安になってきました」「意見なのか、これも中傷になるのか悩みました」と記しています。報道やSNS世論によって、萎縮効果が起きていることを感じさせられる投稿だと思います。point 206 | 1

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誹謗中傷の範囲が広がれば、言論萎縮の恐れも…

このほかにも、言われた側はたまったものではないでしょうが…

スポーツ選手に下手くそと書き込んだ」
「食事をしたおそば屋さんの味が悪く、店員の態度も不快だったので、口コミサイトで星1つの評価をした」

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といった投稿もありました。

「批判・批評の範囲におさまるものもあるだろうし、ネガティブな意見がないと口コミサイトとしての価値はない。そこが萎縮してしまうとネットの機能が失われてしまう」(藤吉弁護士)

 

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名前を出しても言えるのか…「正当な批判なら良いのか」問題⁉

他方で、正当な批評・批判だったとしても、量が圧倒的に多かったり、本人に直接向けられたものだったりすれば、当事者にとって大きなストレスやプレッシャーになることが容易に想像できます。こうした複雑さを考えると、法律やシステムでの対応にも限界がありそうです。当たり前の話だが、ユーザーの意識が重要になってきます。
「少なくとも、厳しい意見をいう以上は名前を出しても言えるのか、というのは書く上での判断材料にしてほしい」と藤吉弁護士は語ります。point 245 | 1

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【取材協力弁護士】
藤吉 修崇(ふじよし・のぶたか)弁護士
インターネット上の誹謗中傷問題を多く扱う弁護士。弁護士になる前に、芸能関係の仕事に携わっていたことや自身も誹謗中傷を受けたことがあることから、この問題に取り組むようになった。ユーチューブちゃんねるは登録者2万人を超えている。YouTubeちゃんねる「二番煎じと言われても」
https://www.point 175 |

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youtube.point 8 | com/channel/UCG649yuz_0PadkYGKnJ1Tcw
事務所名:弁護士法人ATB
事務所URL:https://hibouchushou.point 85 | net/point 89 | 1

 

一部の情報だけで人を判断⁉ 一度罰を受けて痛みを知る必要が…

今回のこの報道にも多くのコメントが寄せられていますが…

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一部の情報だけで人を判断し面識がない事に自分だけの思想で誰かを位置づけ固定観念で注意を促すつもりが強調と共に加速する。著名人はキャラの存在が仕事で合って人格全てだと誤解も招き易いと思う 》

tsuiran.jp

《よくあるイジメの「遊びだった」の典型的な例ですね。しかも小学生や中学生でも無い、大人がやったイジメ。事が大きくなって初めて自分のやった事を知る人は、やっぱ一度罰を受けて痛みを知る必要があると思う。じゃないと、数年後に忘れて、また同じ事をする》

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《まったく…。今後は個人に対する誹謗中傷をやめてくれるといいですね。AIがもっと進化して個人への誹謗中傷の書き込みをした時点ですぐ犯罪認定でもされて(名誉毀損や脅迫)すぐひっぱれるようになったらいいな。常にAIが見張ってるような》

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等など、様々な視点でのコメントが多くよせられているようでした。