鶏肉料理と言えば唐揚げや煮物、そして定番の唐揚げが知られています。どのような料理の仕方でも美味しくなるのが鶏肉料理ですが、簡単で見栄えのするレシピの一つに鶏肉のピカタがあります。聞き慣れない料理名かもしれませんが手軽に作れて美味しさも抜群です。ちょっとしたパーティーなどのおもてなし料理としても役立つ鶏肉のピカタ、難しく考える必要は全くありません。まずはその材料と作り方を覚えてチャレンジしてみましょう。
鶏肉のピカタは料理初心者にもオススメ
写真:みんなのきょうの料理
ピカタとは薄めの肉に下味をつけて衣をつけて焼いた西洋的な料理です。鶏肉だけでなく豚肉や牛肉、そして魚類でも作る事ができ、アレンジ次第でその美味しさの可能性が広がるスタイリッシュな料理です。材料は高価なものを使う必要はありません。鶏肉の場合は脂質が少ないささみや胸肉などを使うと良いでしょう。もも肉でも悪くはありませんが、脂が多いのでソースと合わせるとクドくなるのでここはあっさりとした部位を使います。ささみや胸肉は薄くカットするか、叩いて伸ばし平べったい形状にしておきます。そこに下味として塩とコショウをふりかけておきます。ボウルに溶き卵をほぐし、下味をつけた肉に薄力粉を薄くまぶして卵にくぐらせます。
写真:レタスクラブニュース
フライパンでオリーブオイルを熱し卵液につけた鶏肉を両面焼きます。卵でコーティングされた美しい黄色が食欲をそそり、肉質もコーティングされた事で柔らかくなります。これが基本のピカタ本体となり、くぐらせる卵液に一手間加えたり添えるソースを工夫したりと様々な形に出来るのもピカタならではです。どうでしょうか、とても簡単で料理が苦手な人でも作れそうな気がしませんか?ある意味料理初心者でも安心して作れるお手軽レシピかもしれません。このようにピカタ本体は誰でも難しさを感じる事なく作れます。差をつけたいならばソースに力を入れてみましょう。
ソースでアレンジの幅を広げよう
写真:錦見鋳造
鶏肉のピカタが完成したら今度はソース作りに励みます。基本的にはピカタ本体に下味がついているのでそのまま食べても美味しいです。少し味付けを足したいならばケチャップを添えると良いでしょう。ただしおもてなし料理として食卓を飾りたいならば、添えるソースを華やかにするのがオススメです。初心者でも作れるように市販のものを使ってアレンジしてみます。玉ねぎとマッシュルームのスライスをバターで炒め、透き通ってきたら市販のホワイトソースのルーと牛乳を足して煮込みます。軽く塩とコショウで味を整えばマッシュルーム入りホワイトソースの完成です。まろやかな優しい味が鶏肉のピカタを包み込みます。
写真:ニューヨークから愛をこめて
イタリアンテイストに挑戦するなら、先程作ったピカタ本体に溶けるチーズをのせてトースターで焼き目をつけます。みじん切りのにんにくと玉ねぎをオリーブオイルで炒めたら、缶詰のホールトマトとスープの素にローリエを加えて煮詰めます。少しの砂糖で酸味を抑え塩とコショウで味の調整をします。出来上がったらチーズがとろけた鶏肉のピカタに添えて出来上がりです。和風がお好みならば和風だしに酒とみりんと薄口醤油を合わせ、片栗粉でとろみつければ高齢者にも人気な一品になります。また刺激のある韓国風ならば、にんにくのすりおろしにコチュジャンや酒にみりんに水飴にごま油を合わせ、粉唐辛子を加えて韓国風ソースに仕上げます。
まとめ
写真:ameblo.jp
この他にも中華風のソースやカレー風味のソースなど、そのバリエーションの数はたくさんあります。鶏肉のピカタ本体の味はあっさりとしているので、自分の好みで色々な味を作り出しても楽しいです。ソースによってちょっとした豪華料理に見える鶏肉のピカタ、早速作って家族やお友達などに振る舞ってみてはいかがですが?見栄えの良さに誰もが感心する事は間違いありません。これで料理上手の称号を与えてもらえれば自信もつくというものです。