10月8日に移住先のハワイで亡くなった元妻で女優の松原千明さんと石田純一さんは88年に結婚しました。当時の純一さんはトレンディドラマで大人気、松原さんも清純派の美人女優と売出し中でしたから、大きな注目を集めました。
90年には後にモデルとなる長女・すみれが誕生し、家族が3人になった矢先の週刊誌は、純一が過去に結婚と離婚をしており、隠し子であるいしだ壱成の存在を報道していて、 いしだ壱成は当時の様子をこのように振り返っています。「それまで僕は実の母の元で生活していましたが、週刊誌で報じられてから父と交流するようになり、その縁で芸能界に入ることになったんです。その後、“芸能人同士が家族のほうがいいだろう”と母のすすめもあって、’92年からは石田家に籍を移すことになったんですよ」point 294 | 1
突如、松原さんの継子となったが、関係は良好そのものだったそうで「実の子のように接してくれましたね。仕事に関しても演技の心構えやテレビ業界の用語を丁寧に教えてくれて、父よりも頼りにしていました。僕が俳優として活躍するのをすごく喜んでくれて、本当の母のような存在でした」
順風満帆だった石田家だが、96年に純一がモデルの長谷川理恵と不倫関係だったことが発覚し、その後、純一の“不倫は文化”発言がバッシングされたこともあり ‘99年に夫婦は離婚し、松原さんは平穏な生活を求めて、すみれと一緒にハワイに移住することになりました。
いしだは当時「離婚直後、千明ちゃんから僕宛に “元気ですか? こんなことになってごめんね”って、離婚したことを詫びる手紙が届きました。悪いのは父なのに申し訳なくって……。あのときは父を恨みました。’01年に逮捕されたときも、千明ちゃんが“またイチから頑張ろう”って言葉をくれて、当時は支えになりました」と手紙が届いたといいます。point 224 | 1
その後は芸能界から離れていた松原さんだが、すみれが純一との間を取り持ったこともあり、元夫婦同士での交流は再開されたたが、壱成は松原さんと直接会う機会はなかったそうで、 「僕自身、最近まで地方に移住したり、仕事がままならない時期もあって会うのを遠慮していたのかもしれません。今年の春にはすみれちゃんに子どもができたり、僕と父の初共演映画も実現したりと、いろいろ家族で話したいことがあったのに……。今となれば、会っておけばよかったと後悔しています」 と後悔を口にしています。point 289 | 1
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