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KDDI高橋社長、楽天の安価な「競争戦略」にライバル意識が燃える


今、KDDIの高橋社長が楽天の安価な競争戦略に対してライバル意識を燃やしており、注目を集めています。楽天へライバル意識をあらわに今後どうなるのかが見どころです。

楽天の方針発展はどこに?

楽天エリアでは、無制限のデータ通信と通話ができるプランを始めました。その名も「RAKUTEN UN-LIMIT」です。しかしこの仕様は楽天が3月に事前発表した時の内容とは一部異なっていました。高橋社長が指摘したのはこの変更についてです。

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高橋社長の発言によると、方針転換にあたり、楽天側がKDDI側に十分な情報提供を行わなかったと主張しています。しかし、これに対して楽天側は、「楽天が5GBプランを提示したからといってそんなに慌ててまで対応する状況ではないです。」と強気の姿勢を見せました。

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「UN-LIMITプラン」は、2980円でとても安価なのです。安価なのに対して、KDDI側でのデータ増強も相まってAUユーザーが流出する可能性があるとみられていました。楽天のこの動きに対抗する狙いもあり、KDDI側は、5月14日格安SIMサービス「UQ MOBILE」の運営に関する事業を子会社であるUQコミュニケーションズから取得するとの意向を示しました。point 238 | 1

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一つのブランドはもう古い?

高橋社長は会見をひらいたとき、「楽天からのローミング手数料は増えますが、これはこれです。」とし、「楽天ともしっかりブランド化という面で対抗していきたいと思います。」と主張しました。もう一つのブランドではなく競争力を高めるためにも、多様化したブランドが必要だということを語りました。point 208 | 1

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そして、「5GBサービス」については、強化するためにも6月にはデータ容量の制限なしで、代表的な「NETFLIX」や「APPLE MUSIC」などの通信量をカウントしないプランを個人向けに販売していく予定です。5月末までに「AU WALLET ポイント」、「PONTAポイント」の統合を控えています。point 209 | 1

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まとめ

高橋社長は「5GBサービスがコロナウイルスの影響でスタートはいい出だしを切りましたが、医療や教育など、5GBの体験価値を広めたいです。」とし、さらに上の業績を目指せるとの考えも示していました。こういったこともあり今後のKDDIと楽天の戦いがものすごく楽しみです。期待をしながらも、どこでどういった戦略をKDDIが打っていくのかも見どころです。KDDIが代表的なアプリケーションの通信量カウントにしないプランを楽天が進めていく中でそれに対してKDDIが対抗できるのかも見どころです。point 302 | 1

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