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【ホタルイカのレシピ】定番の沖漬けから変わり種メニューまで3選


日本海の代表的な味覚のひとつ、ホタルイカ。春の訪れとともに富山湾を中心に漁が始められ、最近では漁を見学するツアーも人気です。味の魅力は、ぷりぷりとした身と濃厚なワタの旨味が一体となっているところ。新鮮であればあるほど、口の中ではじけるように美味しさが広がります。

 


写真:himi-aoyagi.com

ホタルイカの料理といえば、沖漬けやボイルして酢味噌和えにするのが一般的ですね。でも、ホタルイカは色々な料理にアレンジすることが可能で、和風にも洋風にも調理することができる食材です。まずは定番の沖漬けと、ちょっと変わったホタルイカ料理のレシピを、あわせて3つご紹介します。

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写真:item.rakuten.co.jp

最初に、どのレシピでも必要なのがホタルイカの下ごしらえです。生でもボイルでも、目やくちばしがついたままだと舌触りが悪くなってしまうので、目をはずして、さらに足の間のくちばしを落とします。また、より柔らかい口触りが好みなら、胴体の上のすじ(軟骨部分)も一緒に取り除いておくとよいでしょう。量が多いと少し面倒ですが、下処理をするとしないとでは、出来上がりの味に大きな違いが出ます。この後の調理は比較的簡単なので、下ごしらえにはちょっと手間をかけておきましょう。point 305 | 1

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写真:seijoishiiblog.com

定番の沖漬けを作るには、生のホタルイカが必要です。スーパーなどでは、既にボイルされた状態で売られていることが多いですが、生のものが手に入ったら、ぜひ沖漬けを仕込んでみましょう。作り方はとっても簡単です。調味料は、お酒1に対してみりん1、醤油1の3種類だけ。最初にお酒とみりんを煮立てて、アルコールを飛ばしていきます。それを冷まして醤油を加えます。完全に冷め切ったら、下処理をしたホタルイカを入れます。半日ほど漬け込み、味が染みこんだら食べられます。もし寄生虫が怖い場合は、漬け込む前に一旦冷凍し、解凍したものを使いましょう。point 339 | 1

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写真:co.pinterest.com

定番以外にも、試してみたいのが炊き込みご飯。「いかめし」ならぬ、「ホタルイカめし」です。お米2合に対して、ホタルイカは通常売られているボイルのもので1パックあれば大丈夫です。最初に、ホタルイカを調味料で煮て味を含ませます。調味料は、酒・みりん・醤油が各大さじ2、砂糖が小さじ2です。これを水大さじ2に溶いて火にかけます。煮立ったらすぐ、ホタルイカとしょうが1かけ分の千切りを鍋に入れて少し煮詰めます。やや煮詰まったら、研いだお米と一緒に炊飯器に入れ、規定量まで水を足して炊飯します。このとき昆布を一緒に入れておくと、さらに旨味が増します。炊きあがったらお椀に盛り、三つ葉などで彩りを足してできあがりです。身とワタの旨味がしっかりお米に染みこんだ、美味しい炊き込みご飯になります。point 414 | 1

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写真:kane7.co.jp

さらに、ホタルイカはイタリアン風にアレンジすることもできます。手軽にできるのが、トマトとニンニクを使ってイタリアンサラダ風に仕上げるレシピです。必要な材料は、ボイルのホタルイカ1パックに対し、ミニトマトが10~12個、にんにく1かけ、玉ねぎ8分の1個です。調味料はオリーブオイルと塩こしょう、醤油が少々です。まず、ミニトマトを4等分に切り、にんにくと玉ねぎはみじん切りにします。下処理をしたホタルイカを加え、オリーブオイルと塩こしょうで和えていきます。もし酸味のあるほうが好みなら、お酢を少し加えてもさっぱりします。そして味の具合を見ながら、醤油を少しだけ足して出来上がりです。ニンニクとオリーブオイルが生臭さを打ち消して、身やワタの濃厚な味をよりいっそう強く感じられます。もしイタリアンパセリがあれば、盛りつけのときに上にのせると、より彩りよくお洒落になります。いつもの酢味噌和えとは違った洋風のアレンジで、簡単かつお手軽なおすすめのレシピです。point 494 | 1

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