2月18日に東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会会長への就任が決定した橋本聖子氏。同時にネット上では14年の高橋大輔選手とのキス事件が再燃。しかし橋本氏の過去についてワイドショーでは、おおむね寛容な姿勢をみせているようです。
ソチ五輪後の打ち上げで起きたという橋下氏の過去の“セクハラ”疑惑が再び大きな物議を醸しています。
しかし、2月18日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で北村晴男弁護士が「人間完璧の人はいませんから」「もちろん、これがいいとは思わないですけど、決定的にマイナスとまでは思わない」と擁護するようなコメント。
薬丸裕英さんも「違うことで盛り上がっちゃうと五輪に水さすような気がする」と過去の問題を取り上げることについて苦言。
さらに『ミヤネ屋』(日本テレビ系)でも、司会の宮根誠司さんが「過去のことなので、セカンドチャンスを…」と擁護。
お笑いコンビ『EXIT』の2人もABEMAの番組『AbemaPrime』では、りんたろー。が「過去より、現在、未来に期待したい。清廉潔白の人なんていない」、兼近大樹さんも「ただそういうことをしたい人たちがわめいてる」と過去のことをほじくり返す人たちを批判。
森氏をあれだけフルボッコにしていたワイドショーがなぜここまで擁護に回っているのか、それにはワケがあるようです…。
その理由は、コメンテーターたちは〝ブーメラン発言〟になってしまうから。過去のことを批判するものなら、「お前の〝あの罪〟はどうなんだ!?」と返ってくるに違いないからです。
『EXIT』兼近さんついては実際、過去に逮捕歴があり、宮根さんには「不倫&隠し子」という大スキャンダル。さらに『バイキング』のMCである坂上忍さんは、「ブスは嫌い」などの過激発言の数々…。
過去になんらかの不祥事を起こしたり、罪を抱えている芸能人が、思わず擁護してしまうのも無理ないでしょう….。
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会会長への就任が決定したのに過去の疑惑を再び持ち出された橋本聖子氏。しかし、もと競技者だったということもあり、選手の気持ちもよく分かるため、会長には適任だと多くのエールも送られています。今後、組織を引っ張っていくよう頑張ってもらいたいものです!