2017年3月に多臓器不全で死去した俳優・渡瀬恒彦。今回は渡瀬恒彦が患っていた胆のうがん、そして病状の経過についてまとめていきます。
渡瀬恒彦プロフィール
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本名: 渡瀬恒彦
生年月日: 1944年7月28日
出身地: 島根県
身長: 174cm
血液型: AB型
胆のうがんが発覚した渡瀬恒彦
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2015年にがんが見つかるもすぐに復帰
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2016年5月に週刊誌にて胆のうがんであることを報じられた渡瀬恒彦。その内情が所属事務所コメントより明らかになりました。2015年秋に胆のうがんが発覚したそうです。闘病生活に入ったのち、2015年12月には現場復帰を果たしています。
2016年にはドラマ降板
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順調に俳優活動に復帰したかと見られた渡瀬恒彦でしたが、2016年8月に再びその健康状態が心配される報道がありました。2015年12月に復帰したとはいえ、その後も闘病生活は続きいていたこともあり、惜しくも当時撮影をしていたドラマ「十津川警部」を降板することになります。
2017年に惜しまれつつ死去
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渡瀬恒彦は、引き続き胆のうがんの治療を続けていた2017年2月中旬に左肺に気胸を発症し、3月に入って敗血症を併発。3月14日夜に息を引き取ったといいます。死因は多臓器不全ですが、胆のうがんによって他の病気を併発してしまったといっても過言ではありません。
胆のうがんの恐ろしさ
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このように、胆のうがんは合併症を伴う恐ろしい病気として知られていますが、胆のうがんになってしまう原因は、生活習慣や食事との因果関係も含め、まだ明らかになっていません。初期症状がほとんどないため、見つかりにくいがんとされています。
激やせしていた渡瀬恒彦
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胆のうがんの影響で激やせが心配されていた渡瀬恒彦。俳優で実兄の渡哲也いわく、胆のうがんのステージは4で余命1年と言われていたようです。
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渡瀬恒彦の死去後、渡哲也は「今日の日が来る覚悟はしておりましたものの、弟を失いましたこの喪失感は何とも言葉になりません。幼少期より今日に到までの二人の生い立ちや同じ俳優として過ごした日々が思い返され、その情景が断ち切れず辛さが募るばかりです」とコメントしていますが、弟に先立たれた悲しみは計り知れないものがあると思います。
まとめ
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以上、渡瀬恒彦が患っていた胆のうがん、そして病状の経過についてまとめてみましたが、名俳優がまたひとりこの世を去り、哀悼の声が相次ぎましたが、渡瀬恒彦の俳優人生は後世にも永遠に語り継がれることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。