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【気になる!】日本伝統高級お弁当箱「曲げわっぱ」について詳しく知ろう!


お弁当箱、「曲げわっぱ」とは?


写真:mi-journey.jp

日本が誇る伝統工芸品のなかでも、身近な存在の『曲げわっぱ』のお弁当箱。天然木を使用した曲げわっぱは、木本来の調湿作用が余分な水分を吸収してくれるので、冷めてもご飯がふっくら美味しいと評判です。最近、お弁当女子から注目を集めている曲げわっぱ。今回は、そんな曲げわっぱの種類や、長く愛用するためのお手入れ方法などを解説します。

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曲げわっぱの塗りの種類


写真:plaza.rakuten.co.jp

曲げわっぱと聞いたら、まず想像するのは、白木のお弁当箱ではないでしょうか。
白木の曲げわっぱは、材質となるスギやヒノキの香りが漂い、美しい木目が楽しめます。持った時に木肌がしっくり手に馴染む優しさも、白木の魅力です。白木の曲げわっぱは、炊きたてご飯を入れる“おひつ”として使用するには最高の材質ですが、油ものには向いていません。また、乾燥の手間も掛かるのですが、洗った後はしっかり乾燥させることが大切です。point 285 | 1

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写真:www.aishite-akita.com

漆塗りの曲げわっぱは、耐久性に優れているので、塗り直しなど丁寧に手入れをすれば何十年も使用することができます。また、漆自体に優れた抗菌作用があり、白木ほどではないですが調湿作用も発揮してくれます。
油ものにも強く、洗う時も中性洗剤が使用できます。仕上げは乾拭きですむので、取扱い方法が簡単です。長く使って乾拭きを続けるうちに漆特有のツヤが増すので、使い込むほど愛着も増していきます。
ただし、漆を使用する分お値段が高く、材質の香りや風合いは白木よりも劣ります。point 302 | 1

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写真:tomosdailylife.com

木地の表面を樹脂でコーティングしたウレタン塗装の曲げわっぱは、殺菌効果は期待できませんが、使用後は洗剤でキレイに洗って、乾いた布で拭き取ればOK。油モノを入れられるのも嬉しいポイント。取り扱いが手軽ながら、木目の美しさを堪能できます◎使いやすい曲げわっぱを探している人には、ウレタン塗装がおすすめです。お手入れ方法は3種類の中でもっとも簡単で、曲げわっぱを試してみたいという初心者にも適しています。

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曲げわっぱのお手入れ方法


写真:magewappa-bento.com

食べ終わった後はなるべく早く洗うようにしましょう。まずは、お湯、または水を注いで、汚れを軽く洗い落とします。白木の無塗装の物は、しばらくぬるま湯に浸したあと、洗剤を使わず手かスポンジで優しくこすります。汚れがひどい時には、研磨剤の入ったクレンザーとたわしを使って、新しい木肌を出すように洗います。汚れが落ちたら、クレンザーが残らないように、しっかりすすぎ流してください。漆塗り、ウレタン塗装のものは、中性洗剤を使っても大丈夫です。洗った後は、乾いた布で水分を拭き取りましょう。point 322 | 1

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写真:oceans-nadia.com

洗った後は、伏せた状態でよく水切りをして、その後は上向きにして風通しのいい場所で乾燥させます。
両面をしっかり乾燥させることで、曲げわっぱを長持ちさせることができます。お手入れに手間をかけ大切に扱うことで、お弁当箱への愛情も一段と深まるはず。

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まとめ


写真:www.bellemaison.jp

曲げわっぱには、材質も大きさも色々な種類があるので、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
お弁当箱としては高価なものになりますが、日本独特の高級なお弁当箱を一つは持っていてもいいかもしれませんね。あなたのお気に入りの曲げわっぱを探してみて下さいね。

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