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心臓病患者のアラームに気づかず助けられなかった病院側、人手不足が原因か?


岐阜大病院にて70代の男性患者が手術後の病室で心臓に異常が生じた際、それを知らせるアラームに看護師が気づかずに心肺蘇生が遅れ、亡くなったことを9月11日に病院側が発表し遺族に謝罪、波紋が相次いでいますが、ネット上では病院側の人手不足が指摘され、病院側に同情の声を寄せている方も多いようです。

アラームに看護師が気づかず心臓病患者が亡くなる

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岐阜大学医学部附属病院

病院の説明と事故後に設置された医療事故調査委員会の報告書によると、今回亡くなられた男性は急性心筋梗塞で手術を受けた3ヶ月後の2018年10月、冠動脈が狭くなったため再度手術を受けました。男性は心臓などに異常があった場合にアラームで知らせる「生体情報モニター」を装着。point 217 | 1

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生体情報モニタ | フクダ電子

手術当日の夕方、看護師らが待機するスタッフステーションで異常を知らせるアラームが鳴ったものの、勤務中の看護師は患者の見回りなどで不在。勤務を終えた看護師も「誰かが対応している」と思い込んでいたため対応が遅れ、心肺蘇生を開始したのはアラームが鳴り始めてから24分後だったそうです。その後、男性は翌日に亡くなりました。point 220 | 1

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病院側が謝罪もネット上では同情が多い?

dメニューニュース

男性は手術後に病室にいた際、心臓に致死性不整脈が発生したとみられています。病院は、手術後の経過観察が不適切だったとして遺族に謝罪、正式に記者会見を開いたものの、ネット上では「人手不足だったのでは?」といった、病院側に同情を寄せる声も多いです。

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もちろん、アラームが鳴っていたことに気づいていたのにも関わらず対応しなかった病院側に過失はありますし「一体何のためのアラームなんだか…」と思わずにはいられないでしょう。しかし、看護師も人間であるため、人手不足でどうしても対応できない部分があると、100%病院側を責められない部分はあるかもしれませんね。

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