X
    Categories: HEALTH

歩調を変える不規則な歩き方でカロリー消費!?


たくさんのカロリーを燃焼したい!


写真:womenshealth-jp.com

ダイエットをしている人に朗報です。ある研究結果で、ウォーキングでもっとたくさんのカロリーを燃やしたいとき、歩きながらペースを速めたり緩めたりするような不規則な歩き方をすることで、一定のペースで歩く場合に比べて、最大20%も多くのカロリーを燃やせるということが明らかになりました。この研究は、「歩行速度を変化させる」ために必要な代謝的コストつまりカロリー消費を測定した初めての研究だといいます。

ADVERTISEMENT


写真:kenka2.com

今までに報告された研究の多くは、一定速度のウォーキングだけを対象にしていたそうなのですが、これらの研究により、歩行速度の変化に伴う代謝的コストを測定することには、大変重要な意義があることをということが判明しました。理由は、人間はルームランナー(トレッドミル)の上で生活しているわけではないからです。日常生活では歩行速度は常に変化します。私たちは、歩行速度を変えるということが、歩行におけるコスト(カロリー消費)を実際に増加させるんですね。point 282 | 1

ADVERTISEMENT


写真:column.asken.jp

今回の研究結果は、伝統的な方法で消費カロリーを計算するとウォーキングでもスポーツでも、実際のカロリー消費量を過小に評価することになることを示しているといいます。速度を変えるときに余分なカロリー消費が発生しますが、それは一般的な計算では考慮されることがないからだと研究者は説明しました。また、研究チームによれば、我々が1日に歩くことで消費するカロリーのうち、約8%が歩き始めと立ち止まるために消費されるそうで、歩くことは速度に応じて一定のカロリーを消費しますが、歩行速度を変えるということは、言ってみればアクセルペダルを踏み込むようなものなのです。脚に余分な負荷がかかり、それが余分にカロリーを燃やすことになるわけです。point 377 | 1

ADVERTISEMENT


写真:fuminners.jp

さらにこれらの研究では、人間が短い距離を歩くときはゆっくりと歩き、距離が延びるにしたがって早歩きになっていくことが確認されました。これは怪我などのリハビリで回復の度合いを測る時に、実際に歩く距離が問題になることを示唆しているといいます。「この研究結果が示しているのは、どれくらいの距離を歩くのかということが歩行それ自体を変えるということです」と研究者は延べ、続けて「人間は歩く距離が異なれば、無意識的に異なる速度で歩くのです。つまり歩行速度を測る時に、短い距離を歩かせれば、長い距離を歩く場合に比べて、相対的に歩行速度は低下しますから、全体的に遅めの結果がでる可能性があるのです。」と述べました。point 363 | 1

ADVERTISEMENT