X
    Categories: ISSUE

ママのいない間に「ボタン型電池」を誤飲…血液の半分を失って亡くなった幼女


以前、イギリスのメディア・ドソンはスタッフォードシャーにあるアビー・ヒルトンで起こった事故について報道しました。

ドソン

ある日、2歳の女の子ハーパー・リー・ファンソープ(Harper-Lee Farnthorpe)はボタン型電池を誤って飲み込んでしまったのです。

ADVERTISEMENT

普段からハーパーは物を口に入れる癖があったそうで、寝室にあったコインほどの電池を誤って飲み込んでいたことが分かりました。

pixabay |記事と関係のない資料写真

事故当時、母親ステイシー・ニッキン(Stacey Nickin)は、職場で仕事をしていたといいます。

ADVERTISEMENT

ニッキンは「出勤して仕事をしている間、ハーパーは姉と昼食を食べていた。30分後、姉から『ハーパーが血を吐いていて、救急車を呼んだ』という連絡を受けた」と伝えました。

ニッキンは電話を受けた直後、急いでハーパーが搬送された病院に向かいました。

ADVERTISEMENT
pixabay |記事と関係のない資料写真

しかしハーパーは、体内の血液の半分を失った状態であり、医療スタッフが血液を9パックも輸血するも、小さな命は助かりませんでした。

ADVERTISEMENT

 

小児科のアンナ・ピゴット医師(Anna Piggot)は、「ハーパーは血圧が高く、とても青白い状態だった。電池はすでに少女の体から取り出されていた」と説明しました。

ドソン

また、ハーパーの胃には血栓があり、潰瘍が生じた病変もあったといいます。

ADVERTISEMENT

特に電池は、体の外に出たあとも流出したバッテリー内の酸がハーパーの体に残っていたそう。

実際に「ボタン型リチウム電池」を誤って飲み込んだ場合、体の中で漏電し、体内組織に火傷を引き起こすため、深刻な合併症につながる可能性があります。

ADVERTISEMENT
pixabay |記事と関係のない資料写真

 

専門家によると、「食道や胃腸に入ると化学反応を起こし、声帯、血管、食道などに損傷を与える可能性がある」と説明しています。

ADVERTISEMENT

 

[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]