脳手術というのは脳神経に慎重に触れなければならないため、特に難しい手術とされています。手術の時間は最低でも4~6時間かかるとされていますが、とある病院の医師がなんと約30分で手術を終わらせたことで亡くなった患者が相次いだとのことで、手術に手を抜いたのではないか?という疑惑がもたれているようです。
6時間かかる脳手術を約30分で終わらせた?
それは韓国のとある病院でのこと。某国立病院の医師であるA氏が無謀な脳手術により、多くの患者を死亡させたという疑惑が持ち上がりました。
韓国メディアによれば2018年8月に該当の医師が担当した76歳の脳出血患者の手術を38分で、2016年には85歳の同じく脳出血患者の手術を29分で終わらせたそうです。患者のうちの一人は手術当日、もう一人は2日後に亡くなりました。
手抜きの手術を行ったのはなんと〇〇件!?
通常、脳手術は早くても4~6時間はかかるとされています。しかし、この医師は手術に手を抜いたとのことで大きな騒動に。さらに問題となったのはこの手術だけではなく、2015年から脳手術を2時間以内に終わらせた手術は21件にも及ぶということ。ほとんどの患者が手術の直後、または数日後に亡くなったそうです。
このような非道理な手術が行われたことで告発されたのが全部で38件で、手術中で死亡した患者は70%以上とのこと。医師がここ3年で行った脳手術の回数は平均160回以上ということで、他の医師よりも3倍以上担当しているということになります。
まとめ
日本でも残念ながら現在も医療ミスが無くなることはありません。しかし、海外でもかなり恐ろしい手術が行われているということが分かりました。該当の医師の手術内容について現在病院側が確認中とのことですが、患者の命を助けるのが医師の役目なのにも関わらず、手術に手を抜くといったことがあっては誰も病院を信用できなくなってしまいそうです。
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