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今回紹介するのは、3歳の幼い少年が行方不明になった女性を救出したお話です。
その女性が救われた理由は、3歳の少年がもっていた特有の’お節介’のおかげだったのでした。最近、海外のオンラインコミュニティでは今年5月、全米で話題になったある少年の話が掲載され、ネットユーザーに静かな感動を伝えました。

少年の話は2020年5月7日、米CBSで初めて報道されました。報道によると、5月6日、エヤ·トラン(Eyas Tran)くんという少年は、自転車に乗って町内を走り回りながら、隣人ペギー(Peggy)さんの家の玄関で新聞を発見しました。エヤくんは普段からペギーさんの家の前にある新聞紙を自分で渡しにいくのが好きだったようです。なぜなら親しく挨拶もでき、高齢のペギーさんが苦労して腰を曲げなくても新聞を読むことができるからです。

それでエヤくんは、時間があるときにペギーさんの家に行き「新聞が来たよ!」とベルを鳴らました。
しかし、この日はいつもと何か変だったのです。ペギーさんの家の戸口に、3日分の新聞があったからです。エヤくんはこれに不思議を感じ,両親にこのことを伝えました。

その後、エヤくんと家族はペギーさんに電話をかけました。しかしペギーさんは電話に出ませんでした。彼女の家に行ってベルを押しても何の返事も返ってきません。ガレージに駐車したペギーさんの車はさらに疑念を抱かせました。彼女がどこにも行っていないいう証拠だからです。

結局、家族はペギーさんに悪いことが起きたかも知れないと思い、警察に通報することにしました。エヤくん家族の通報を受けて現場に到着した警察官たちは、地下室でペギーさんを発見したのです。警察の調べによると,ペギーさんは約4日間地下室に閉じ込められていたとのこと。4日前、ものを取り出すために地下室に入ったペギーさんは、ドアがそのまま閉まってしまい、身動きが取れなくなっていたのです。

幸い、彼女は一人の少年の観察のお陰で救助されたのでした。その後、ペギーさんは病院に運ばれ、検査を受け、現在は異常なく退院しているとのことです。ペギーさんは3歳の少年が隣人でなかったら地下室で息を引き取っていたかもしれません。
管轄警察署長は「私たちはほかすべての人にエヤをもっと似なさいと言いたい。 隣人の面倒をよく見、互いに面倒を見なければならない」と伝えました。

3歳の少年の可愛いお節介で隣人の女性が救助されたという知らせは、多くの人たちに心温まる気持ちを抱かせたのでした。普段、隣人とあまり会話をしない人も、今日からは挨拶から始めてみるのはどうでしょうか?