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    Categories: LIFE

瓶ビール・缶ビール・生ビール!味に違いはあるの?


瓶ビール、缶ビール、生ビール、どれがお好きですか?全部同じだという方もいれば、それぞれ味が違う気がする、という方もいるのでは。また、生ビールってそもそもなに?とお思いの方もいるかと思います。詳しく解説していきますね。

 

まずは言葉の定義から!特に生ビールってなに?


写真:ameblo.jp

それぞれの味の違いを考察する前に、まずは言葉の定義から解説します。ビールの入れ物や作り方でよく耳にするのは、瓶ビール、缶ビール、生ビール、ジョッキ生、などではないでしょうか。それではまず、生ビールがなんなのか解説していきます。生ビールとは、加熱処理していないビールのことです。ビールは麦芽を酵母によってアルコール発酵させたものですが、この酵母をそのままビールの中に放置するとどんどん死んでいきます。これを防ぐために、酵母菌を加熱処理することが昔は多かったのです。今でも酵母菌を加熱処理することはありますが、冷却技術の進歩により加熱処理しないことが大半になります。つまり、現在市場に出回っているビールはほとんど生ビールということですね!point 407 | 1

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瓶ビール・缶ビール・ジョッキ生!あなたは何派?


写真:ルコックロティ

生ビールの定義がわかったところで、次は瓶ビール、缶ビール、ジョッキ生の違いです。これらはずばり、入れ物が違うだけ、中身はだいたい生ビールになります。瓶に入っていれば瓶ビール、缶に入っていれば缶ビール、ジョッキに入っていればジョッキビールとは言わずにジョッキ生。ジョッキの場合もジョッキビールにすれば良いのですが、なぜかジョッキ生と呼ばれることが多いですね。それならば、瓶生、缶生でも良いと思うのですが、そういう呼び方はありません。もしかすると、昔は居酒屋でのみ生ビールが飲めて、その際ジョッキに注いでいたからジョッキ生、といった裏話があるかもしれません。普通に考えるとその可能性が高いですよね。現在は瓶ビールも缶ビールも生ビールですが、昔は違ったので、その名残からそのまま生という用語は入っていないのかもしれません。point 447 | 1

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入れ物が違うと味が違う?特にジョッキ


写真:創作工房どい

缶でも瓶でもジョッキでも中身は全部同じ生ビールなのですが、味が違う気がする、という方は多いですね。それは、単純に入れ物が違うことによって、空気が含まれる量が変化する、注ぎ方が変わる、といった理由がありますよ。特にジョッキはサーバーから入れるので、空気が多く含まれます。その結果、瓶ビールや缶ビールと味が変わった気がすることが多いですよね。なんとなくジョッキ生が一番おいしい気がするのですが、実は空気が多く含まれる分同じ分量なら缶や瓶の方がお得になります。ジョッキ生は上の部分がまず泡なのでその分損で、さらに下のビールの部分も空気が多く含まれています。ジョッキだとなんかぐいぐいビールが進む気がする、と思っている方もいるかもしれませんが、それは見た目のわりに飲んでいる量が少ないからです。point 426 | 1

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まとめ


写真:キリンビール

瓶ビール、缶ビール、ジョッキ生、生ビールの言葉の定義や違いを説明しました。まず生ビールは加熱処理しないビールのことですが、現在市場に出回っているビールのほとんどは生ビールになります。そして、この生ビールをどの容器に入れるかによって、瓶ビール、缶ビール、ジョッキ生、と呼び方が変わります。味が違う気がするのは、注ぎ方や入れ物によって空気が含まれる量が変わるからです。特にジョッキ生は空気を多く含むので、瓶ビールや缶ビールとは味が違うように感じる人が多いですよ。なんとなくジョッキの方がおいしく感じますが、実は空気が多い分損ということでした。point 337 | 1

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