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いつ生まれたの?コスチュームの裏話は?バニーガールの知識


うさぎをモチーフにした肩出しのボディスーツやレオタード、体の線が出るセクシーな衣装の代名詞といえばバニーガールが挙げられます。
バニーとは、もともと英語ではうさぎを示す幼児語、つまり日本語で言うところの「うさちゃん」に近い言葉です。
バニーガール自体はアメリカの成人雑誌「PLAYBOY」との連動企画で、高級クラブ「プレイボーイクラブ」のウエイトレス姿として考案されたコスチュームになります。


写真:kai-you.net

正確には「プレイボーイバニー」という名前で商標登録されており、PLAYBOYのシンボルマークであるラビットヘッドを題材にしています。
1960年のシカゴになる「プレイボーイクラブ」で初公表されています。
うさぎがモチーフになっているのは、一年を通してうさぎが発情しているというイメージからの連想で、自分はいつでも男性を受け入れる、という暗喩が込められています。その当時は実際にウサギの毛皮を使用しているものもあります。point 271 | 1

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写真:thumb.shop-list.com

プレイボールクラブのバニーガールたちには、女性という性を男性の楽しみのために商品化しているという批判は当然引き起こされており、中には記者自身が自らバニーガールの応募に応じて潜入し、ウェイトレス業に性病検査はありえない、という商業倫理を経営者に納得させるまで楽屋裏の一部を記事として執筆しており、世界中でセンセーショナルな話題を呼んだのです。

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写真:rakuten.co.jp

衣装は燕尾服やタキシードにウサギの意匠を取り込んだものが、デザインの起源だと言われいます。
ビスチェのような肩出しのボディースーツと丸い尻尾の飾り、ウサギ耳のヘアバンド、パンストまたは網タイツ、ハイヒール、蝶ネクタイ付きの襟とカフスなどが標準的なもので、燕尾服かタキシードのような上着を羽織ることもあります。

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写真:imgci.com

レオタードに似ているボディースーツを使っていますが、上半身がコルセットのような働きをしているため体や胸をサポートする作用で体型を良く見せることができるようになっています。
当初の色は管理者が、フロアのバランスを考えて割り当てることも仕事の一部だったのです。

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写真:alkilabs.com

フロアのバランスとともにここに似合うのも大切で、暗い肌にはピンクやパウダーブルー、赤毛にはグリーン、ブルーアイには青など個人の髪や肌の色に似合ったものを選んでいたのです。
人の選ばない黒は当然人気だったのですが、ほとんどの場合業歴の長いバニーに飲み許された色だったとされています。
そのステータスから、今でもバニーというと黒をイメージすることが多いです。

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