焼肉チェーン「牛角」の大阪府内のフランチャイズ店舗で、ライスの中に小さなゴキブリらしき虫が２匹混入していたと、ツイッター上で写真が投稿され、騒ぎになっています。既に運営店舗は謝罪しているようです。
虫が混入
問題の写真は、食べかけのライスの中に、茶色い小さな虫の死骸が混ざっているものです。さらに、もう１匹、色の薄い虫の死骸もお椀の片隅にくっ付いていました。この２枚の写真は、「なめられ」（＠namerare_cps）さんが２０１９年３月７日、ツイッターに投稿しました。後輩が食べたライスの中に混入していたと言います。「いま文句言っとる」とこの日起きたことを明かし、「普通に食欲どっかいったw」と漏らしました。「なめられ」さんは、店にクレームを入れると、店長が出てきて謝罪したうえで、全額を返金してもらったそうです。しかし、ツイッターでは情報の拡散を希望しました。
なめられさんは8日、J-CASTニュースの取材に応じ、「店長はなぜ混入していたかまでは説明していませんでした」と明かしました。牛角側に対しては、「今後の対応としてはゴキブリの混入の何らかの形での具体的な防止策を提示して頂きたいです」と訴えています。 牛角を運営するレインズインターナショナルは同日、「異物混入事故に関するお詫び」のタイトルで、お知らせ文を会社サイト上にアップしました。
直ちに改善を
謝罪文の中では、大阪府内の店舗で起きたことについて、次のように述べました。
「提供したご飯の中に虫が混入していた事故が発生し、本日、所轄保健所に報告をいたしました。お客様に大変ご不快な思いをさせてしまいましたことを改めて深くお詫び申し上げます。また、日頃から弊社チェーンをご利用いただいているお客様、関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます」そのうえで、今後の対応について、次のように説明しました。
「本件事故について、保健所の指導のもと消毒、清掃、食材廃棄、害虫駆除などを行うことにより直ちに衛生環境を改善いたします。弊社といたしましても、本件事故を厳粛に受け止め、チェーン全体で再発防止に取り組んでまいる所存でございますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう伏してお願い申し上げます」
レインズインターナショナルの広報担当者は、J-CASTニュースの取材に対し、今回の原因については調査中だと答えました。なめられさんに店長が謝罪して全額返金したのは事実だとしている。
食べる前に混入が発覚しても気分は良くないですが、既に多少食べてしまっている途中で気づくのは、確かに食欲がなくなるどころの騒ぎではないですよね。埃や髪の毛でも不快ですが、虫はちょっと言語道断な気がします。なぜ混入してしまったのか分かりませんが、運営会社の名誉挽回は大変でしょう。