7月10日に放送された「ぴったんこカン・カン」（TBS系）に俳優の香川照之さんが出演。16歳になる息子で歌舞伎俳優の市川團子さんからの“ある一言”にひどく傷ついたというエピソードを明かしました。息子から何と言われたのでしょうか！？
香川さんは、この日、いとこで歌舞伎俳優の市川猿之助さんとバラエティ初共演を果たしました。2人の出身校である暁星学園高校を訪れ、小学5年生の頃に北大路欣也の結婚式に聖歌隊として参加していたとの仰天エピソードを披露。
同じく暁星学園出身の北大路さんが、校内の教会で結婚式をあげていたところに遭遇、「俺の記憶が間違ってなければ、11月3日。なぜ祝日に駆り出されなきゃならないんだ」と憤慨したそうです。
続けて、「教会で賛美歌を歌わされて、どうやら結婚式をあげているのは北大路さんだと気づいた」「後にこの人に『出向を命ずる』と言われるとは…」と打ち明け、大ヒットドラマ「半沢直樹」で共演する北大路さんのセリフを真似て笑いを誘いました。
次のエピソードでは、最近ショックを受けたこととして、香川さんは、息子である團子さんに‟傷つけられた出来事”を明かしていきました。
團子さんがスピーカーフォンをテーブルに置いて誰かと話しながら食事をしていたといい、「食べながら（相手に対して）、全然返事をしないから、対面で見ていた俺が『おい、相手がしゃべっているんだから、お前もちゃんとしゃべりなさい。失礼だろ』」と叱ったそうです。
すると、「そしたら『なんかカマキリがしゃべってんだけど』『うるせえカマキリ』って…」と息子から“カマキリ”呼ばわりされていたという驚きの発言が！！
安住紳一郎アナもこの話には「お父さんのことをカマキリって言ったら、それは怒った方がいいですよ」と同情したのですが、「いや、怒ったら100倍になって返ってくるから…」と肩を落としていた香川さん…。
このエピソードにネットでは、香川さんのトークに笑わせられたとし、《反抗期ならクソ親父が定番だけど、カマキリって》《普段、友達とカマキリって呼んでるんだろうな》などのコメントが溢れていました。
しかし中には、《息子さん、父親と住んでるのかな？ たまたま会った日だったのかな？》《團子くん、別居しているお父さんの家も「カマキリズハウス」って呼んでたはず》など香川親子の家庭環境を案ずる声も見られます。
2016年、香川さんは21年連れ添った元CAの妻と離婚。また46歳で歌舞伎界入りした香川親子への風当たりの強さはつとに有名です。
離婚原因は梨園のイジメに妻が耐えられなかったことではないかとも言われています。また香川さんは自分が継ぐことのできなかった“市川猿之助”の名跡を息子に継がせることを強く望んでの“悲願の梨園入り”だったようです。
ただ離婚後、團子さんの養育は元妻が行っているようで、歌舞伎界入りに反対だった元妻の影響からか團子さんの歌舞伎に対する熱も失われつつあるとか….。
無類の昆虫好きで“カマキリ先生”としてもブレイクした香川さん。その息子は父親の夢によって歌舞伎俳優の道に進みましたが、複雑な気持ちでいることが、今回の話にも表れているのではないかと言われています…。