9月16日放送の『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』（ニッポン放送）で、放送作家・高須光聖さんが、ダウンタウンととんねるずの不仲説の真相について語りました。高須さんはダウンタウンの小学校からの親友で、『3人目のダウンタウン』とも呼ばれているほど。『ダウンタウンのごっつええ感じ』（フジテレビ系）、『ダウンタウンDX』（日本テレビ系）など、数多くの番組の作家を務めてきました。
真実はこうだった
放送作家の先輩である高田文夫さんから「とんねるずとダウンタウンって、仲が悪いの？」とストレートに聞かれ、高須さんは「多分、昔は仲悪かったんじゃないですかね」と笑いました。高田さんは「ああ、昔はね。若い頃は、芸人同士ツッパるからな」と若さゆえの切磋琢磨の心境があったことに納得しました。
高須さんは当時のフジテレビ事情を振り返り、「第1制作と第2制作で分かれてましたもんね」と、バラエティ制作の現場が2つの班に分かれ、互いに対抗していた点が大きいと話しました。
高田さんは「班ごとにね。石田（弘エグゼクティブプロデューサー）さんのところはとんねるずだけとか、決まってんだよね」とコメント。その話に高須さんは、「ダウンタウンのところは、ダウンタウンとウッチャンナンチャンで」と明かし、当時のスタッフがそうしたルールを勝手に作ってしまったと明かしたのです。しかも、その独自ルールが各テレビ局に流れ、各局とも、とんねるずとダウンタウンの収録日が合わないよう、勝手に気を使うようになったというのです。point 274 | 1
「そこ（相手の番組）に（レギュラーで）出てる芸人は絶対に使わない、みたいな。お互いに意識はしてたんじゃないですか」高須さんはとんねるずについて、2018年2月25日放送の『空想メディア』（TOKYO FM）で、「とんねるずの “華” は芸人を超えてるよね」とコメントしています。
自身について「僕はダウンタウンに近くてとんねるずさんとは付き合いがないように思われてるかもしれんけど……。たまたまここ何年かで、（とんねるずの）おふたりと仕事したり話をする機会があったのよ。でもいまだに『とんねるずや！』と思うもんね」と語っていました。
かつて、とんねるずとダウンタウンにはアンタッチャブルなイメージがありましたが、7月25日放送の『ダウンタウンDX』では、浜田雅功さんがとんねるず2人に偶然、飛行機の座席で挟まれ、3人でゴルフ談義をした話をしています。
今後の共演は…
ダウンタウンととんねるずは確かに共演している姿を見るのが難しい芸人です。不仲説がささやかれている芸能人は数多くいますが、この二組の不仲説は共演がないこともあってかなり有名な話になっています。しかし、高須さんの話を聞くと”不仲”というのは当時のテレビ局スタッフが作り出した二組には意図のないデマのように感じます。ダウンタウンととんねるず。2014年3月31日放送の『笑っていいとも！』以来の共演は今後実現することはあるのでしょうか。point 222 | 1