5日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)には、タレントで映画監督のビートたけし(75)が生出演。4日に行われた北京五輪の開会式について辛口コメントを述べました。
開会式の総監督は、08年の北京夏季五輪大会に続いて映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)氏が務めました。定番の聖火台への「点火」ではなく、ステージ中央に置かれた雪の結晶のオブジェの中心にトーチを置くという新しい形で驚かせました。
この異例となる演出には世界中でも大きな話題に。番組でも北京五輪についての話題に触れ、開会式をチェックしたか問われたたけしは「俺寝ちゃったんだよ」とポツリ。「でも相変わらず張芸謀とかが関わってていいよね。日本は俺をつまはじきにしやがって。せっかくいいネタがあったのに。俺は歴史に残るようなオリンピックの開会式を言ったのに『最低だ』って言われて」と恨み節がさく裂。
聖火の異例の演出に触れると「あのアイデアをやらせてくれるんだったら、俺は聖火台自体をロボットが運んできてしゃがんだところが聖火になるっていうのをいいんじゃないかなと思って。そういうのを許すような国だからいいなと思うね」と羨望の眼差しさえも見せていました。
さらにたけしは「日本は聖火台に火をつけないといけないとか、そこばっかり頭に入ってて。日本は企画能力がないから『必ず火をつけてくれ』って。悔しい、ちくしょー。フランスのオリンピック頼んでみようかな、『俺にやらせろ』って」と激昂する様子も。終始、たけし節が止まらなかったようです。
やはり映画監督とか舞台演出家とか2時間以上のコンテンツで勝負している人を演出に据えるべきなのでしょうか?東京五輪では世界に日本の素晴らしさを発信するどころか、国力が落ちて衰退している姿を見せつけてしまったと思っている人も少なくないかもしれませんね。
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