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始まりはいつ?終わりはあるの?宇宙の謎の知識


宇宙というのは実に不思議な空間ですよね。始まりはいつなのか?終わりはあるのか?など、たくさんの謎とロマンに満ち溢れています。もちろん我々が知ることのできることは僅かです。しかし科学者達が予測するいくつかの答えはあります。宇宙が始まったのはビッグバンという爆発だと言われています。ビッグバンの膨大なエネルギーは悠久の時間を経て、我々が知る宇宙を作ったという説です。では宇宙の終わりというのは何なのかが気になりますよね。宇宙の終わりというのはビッグクランチと呼ばれているものです。


写真:ruvr.ru

ビッグクランチはビッグバンの逆の現象で、重力によって宇宙が徐々に収縮していくことです。つまり宇宙の終わりは目に見えないほどの小さな点に押し込められてしまうってことです。でも実際の宇宙の拡大は減速しておらず、加速度的に速くなっています。ということはビッグクランチ説というのは真実ではないのでしょうか?これも大きな宇宙の謎ですね。ブラックホールというものを聞いたことがありますか?何でも飲みこんでしまう大きな宇宙の落とし穴とでも言うべきものです。point 281 | 1

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写真:cloudfront.net

このブラックホールによって宇宙全体が飲み込まれてしまうという説まであるんです。小さなブラックホールは大きなブラックホールに飲みこまれ、やがて宇宙全体がブラックホールによって飲みこまれた時、そこには特殊な放射反応だけが残る空間が広がると言われています。

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写真:ddnavi.com

宇宙が無くなってしまうなんてとても考えられませんよね。もしも宇宙が無くなってしまっても時間だけは残ってもらいたいものです。しかし時間も有限であるという説を唱えている科学者もいます。いつか時間が止まる日が来るということです。

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写真:akashi1016.com

その感覚というのも我々には理解できそうにない宇宙の謎ですね。またビッグクランチに似た仮説にビッグバウンスというものがあります。ビッグバウンスというのはビッグクランチのように宇宙が1つの点に集約されても、その反動で再びビッグバンが起きるという説です。ビッグバウンスが真実であれば、宇宙は死んでも不死鳥のように蘇ることになります。これならまだ救いがありそうですね。

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写真:oshidensetsuu.com

複数の宇宙が存在するという多元宇宙論という考え方も出てきています。多元宇宙というのは別の宇宙があるという意味で、1つの宇宙が終わっても他の宇宙は続いていくということです。宇宙の謎というのは、まるで我々に終わらない永遠の問いかけをしているかのようですね。

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