爆笑問題の太田光さんが、大学に“裏口入学”したという記事で名誉を毀損されたとして、発行元の新潮社を訴えていた裁判で、同社に440万円の支払いを命じた一審の判決が確定したのでした。
今月13日、これで勝訴となった太田さんは、所属事務所タイタンを通じて「ホッとしています」とコメントを発表ています。
同誌は2018年8月に、太田さんが”日本大学芸術学部に裏口入学した”と報じる記事を掲載し、太田さんの大学合格への対価として、父親が800万円を支払ったなどと報じたのでした。
このことから、太田さんは新潮社に対し約3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて提訴していました。東京地裁は2020年12月21日、名誉毀損を認め、同社に440万円の支払い、インターネット上の記事削除を命じる判決を言い渡しました。先月24日の控訴審の判決では、一審を支持し双方の控訴を棄却。
直後に新潮社が「上告する」と表明しましたが、上告しないまま上訴期限を経過したため、太田さんの勝訴が確定しました。太田さんは「第二審の判決通り納得してもらえたということで、ホッとしています。私としてはこれで、ノーサイドと受け止めます」と心境を明かし「裏口ネタは今後も続けさせていただきます」と自身のネタにすることも話したのでした。
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