チョコプラの長田庄平と松尾駿が、万が一逮捕されるようなことになった場合、どちらが「悪い顔」をできるか競い合うという趣旨のもと始まった「悪い顔選手権」は、報道番組などでよく流れる容疑者逮捕時のニュース映像にインスパイアを受けて誕生した企画ですが…。
お互いが“悪い顔”に挑戦した映像を見ながら チョコプラの2人が「これは金塊強盗」「銅線盗んでる系にも見える」といったようにあれこれと寸評。ある程度、意見がまとまったところで、その映像に「窃盗の疑い 松尾駿容疑者(38)」などとテロップを付けるというのが一連の流れです。
第1弾が、昨年11月16日に公開されるや否や大反響を呼んでおり、本企画は 有名タレントや業界関係者からも熱視線を浴びたようで、その結果、多彩なコラボ動画を ここ1週間ほどで立て続けに投稿。
去る 3月15日には、チョコプラのファンである GENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太さんからの「やりたいです」というDMによって実現したという 中務さんと関口メンディーが “悪い顔”に挑む動画が公開されましたが…。
チョコプラの2人も揃って絶賛!! 古舘伊知郎の離れ業⁉ 「悪い顔選手権」は テレビにまで波及…
続く 3月18日には、古舘サイドのスタッフからの逆オファーによって 半ば強引に挑戦することになった 古舘伊知郎さんが参戦。チョコプラの2人が揃って「悪っ!」と声を上げるほどの強烈な悪相を披露。それに加え古舘さんは、元『報道ステーション』メインキャスターとして、自分の逮捕映像を 即興でニュース番組風に解説するという離れ業をやってのけ、長田さんからは「毎回いてほしい」、松尾さんからは「悪い顔選手権の完成形を見た」と絶賛。
また、その2日後 3月20日には、純烈も登場し…。メンバー4人がそれぞれ容疑者を演じたほか、純烈のマネージャーがメンバーよりもインパクトのある悪人面を見せつけて、チョコプラ2人の度肝を抜くことに。これら3本の動画は いずれも 100万再生オーバー。いかに「悪い顔選手権」が人気であるか、うかがい知れる結果となりました。
しかし、そのブームはYouTubeだけにとどまらず、テレビにまで波及し…。去る 3月18日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、同企画が紹介されたうえ、ダウンタウン・浜田雅功が収録後に取り巻きを連れてスタジオを後にする映像に、「逮捕 浜田雅功容疑者(57)」「妻を鈍器の様なもので殴打し暴行した疑い」などテロップに大爆笑。
同じく日本テレビの『1億3000万人のSHOWチャンネル』でも、ガンバレルーヤのよしこと渡辺直美が、『ヒルナンデス!』では Hey! Say! JUMPの有岡大貴と石原良純が “悪い顔”を見せているという。
様々な番組に引っ張りだこの売れっ子テレビタレントでありながら、一方で、チャンネル登録者数100万人超のトップ YouTuberでもあるチョコプラならでは テレビとYouTube、どちらでも通用する企画を生み出せていると言えるかもしれません。今後も、テレビとYouTubeの壁を超えるような 新たな旋風が期待されそうです。
ファンや視聴者を飽きさせない努力⁉ 誰でも簡単に極悪人に仕立て上げられる事を暗に揶揄…
今回の報道にも 多くのコメントがよせられているようですが…
《 これ、元ネタはオモコロが 4年前に出した企画ですよ。チョコプラが元祖ではない。どちらが先に思いついたかなんて今となっては立証のしようもないけれど、少なくとも企画を形にしたのはオモコロが先。しかも4年も前… 》
《 評価されるのが遅いと思う、これまでひな壇芸人ばっかで小笑いを取る番組ばっかりだったからな。そこじゃ実力発揮できない。そんなのと比べ物にならないし。第一回のキングオブコントはチョコプラが優勝すべきだったといまだに思っています 》
《 このネタは報道の悪意をいじっている点で実は深い。報道にかかれば誰でも簡単に極悪人に仕立て上げられる事を暗に揶揄している 》
《 目の付け所にビックリしたし、確かに面白い。でも現実にない罪名で面白く作ってほしいな。実際の暴行事件容疑なら、被害者の方もいるからそこはう~んと思ってしまうんだけど… 》
《 チョコプラのすごいところは次々とアイデアが湧いて出てそれらが面白くキャッチーなとこ。そして視聴者が飽きる前に本人たちが飽きるから賞味期限もちょうどいい。並みの芸人なら未だにTT兄弟あたりでテレビにしがみついてそう 》
《 売れて忙しくても、こういう新しい企画が出てくるってのは、常に考えたり研究したり、頑張ってるんでしょうね。ファンや視聴者を飽きさせない努力ですね! 》
《 これ観ちゃうよね、面白い。チョコプラはアイデアがすごいよね。IKKOと元彌のモノマネから始まって、T T兄弟、Mr.パーカージュニア、飽きられないうちにどんどん次を出していく。その速さとセンスに感心するわ 》





