世界的にも珍しい赤ちゃんがコロンビアの病院で誕生したとネット上で話題になっています。なんとこの赤ちゃん、13㎝の尻尾を持って生まれてきたのです!
6月16日(現地時間)地元メディアによると、コロンビアの病院で生まれた赤ちゃんが、お尻の上に尾が付いた状態で生まれたといいます。コロンビアで尾を持つ赤ちゃんが生まれたのは今回が初めてだったようです。また、病院が記録に残した写真を見ると、尾は赤ちゃんのお尻のすぐ上から伸びており下に長く伸びていたといい、定規で長さを測ってみると尾の長さは約13cmだったことも明らかになっています。point 251 | 1
Bebé nace con cola humana; le extirpan extremidad https://t.co/3pwDs2taYN pic.twitter.com/6ZlNov7xZD
— Vox Populi Noticias (@VoxPopuliNoti) June 16, 2019
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NACE BEBE EN COLOMBIA CON UN EXTRAÑO Y RARO CASO DE COLA HUMANA. pic.twitter.com/z0rxPpeRcR
— Cronica Policial (@Cronica_P) June 17, 2019
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奇形を発見した病院側は、赤ちゃんが生まれた後、尾の切断手術をすることを決断しました。手術台に上がった赤ちゃんは、約1時間の手術により、尾が完全に切り取られたといいます。その後、赤ちゃんは無事に通常の体となりました。手術に関わった医療スタッフは「尾が脊髄や神経とは接続されていなかった」とし、尾を切断しても問題はなかったことを明かしました。
人が尾を持って生まれる場合は非常に稀なので、地元メディアによると、世界的にこのようなケースは、100件余りしか報告例が無いといいます。これらの奇形は遺伝子異常によるものだとされています。今回、切断手術に参加したある医師は、「胎児が育つ過程で、初期の胎児は誰もがこのような形の尾を持った体になる」と語っています。point 216 | 1
胎児は尾が付いた形で成長を開始するものであるそうですが、医師によると「成長の過程で、胎児の尾は失われるが、遺伝子のせいか尾を持って生まれる場合が非常にレアだ」と説明を補足しています。また、医学界で人に付いてきた尾を「退化した尾」(vestigial tail)と呼ぶそうです。
一方、病院関係者や地元メディアは赤ちゃんと家族の保護のために、赤ちゃんが生まれた地域と病院名などは明らかにしないことを約束しました。
赤ちゃんの尻尾は根の方が太く先の方が細く、まるでネズミの尾を連想させますね。切断手術が無事に成功してよかったですが、この報道にネット上では以下のようなコメントが寄せられています。
「生まれてすぐに生尻を全世界に公開されるってどんな罰よ」
「脊椎と神経が無いということは もし切断しなくても自分の意思で動かせないってことか?」
「これを個性だと思う俺はおかしいのだろうか 切ってしまってもったいないとすら思う」