妹が欲しかった少女

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生まれてくる予定の赤ちゃんの性別が男の子であることを知らされ、絶望して号泣する3歳の子どもの動画が話題となっている。

今月21日に動画サイトYouTubeにアップされたある動画には、母親から生まれてくる赤ちゃんが男の子であると聞かされたデイジーの様子がおさめられていた。

この動画を公開したのはデイジーの母親である。

赤ちゃんの性別が男の子と判明

母親はデイジーに紙袋を渡しながら「（手紙が）青色なら弟、ピンクなら妹」だと説明した。

期待に目をまん丸と開いたデイジーは紙袋からゴソゴソとハート型の手紙を取り出した。

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母親から手紙が何色か尋ねられたデイジーは「青色だわ」と答えた。

赤ちゃんの性別が男の子であることに気づいたデイジーは急に泣き出し「妹が欲しかったのに！」と失望を隠せなかった。

号泣し続けるデイジーに対し母親は’でも弟がいるのもきっと楽しいはずよ’となだめてみるが逆効果だった。

「私は妹が良かった」と大きな声で号泣した。

そんなデイジーに母親は手紙に隠されていたお菓子を差し出した。

お菓子を見た瞬間、ぴたっと泣き止んだデイジーは「今食べてもいい？」と聞くやいなやお菓子を口に入れた。

お菓子を食べてご機嫌になったデイジーに母親が「赤ちゃんが’弟で良かったでしょ？」ともう一度尋ねた。

しかしデイジーははっきりと「良くない」と答え、そこで動画は終了した。

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この動画はアメリカのABCニュースにて紹介され、この家族へのインタビューも放送された。

母親はABCニュースのインタビューに対し「本来の計画はデイジーが超音波の写真だけで見ていた赤ちゃんの性別を知る瞬間をビデオに収めるつもりだった」とし「赤ちゃんが弟か妹か話をしたときにデイジーは妹がいいと言っていたが、こんな風に激しく失望するとは思いもよらなかった」と答えた。

デイジーの弟は来年の2月に生まれる予定だという。

母親によるとデイジーは弟が生まれてくるという事実に対し今はもう泣くことはないといい、幼いながらも現実を受け止めているという。

母親は「でもデイジーが時々、お母さんが別の妹を生んでくれたらいいのにと言うことがある」とも話した。