塩分過多な面に目をつぶれば、日本食は健康的です。野菜も多いですし、やたらと油っこかったりはしません。例外はカツ丼とラーメンです。なぜカツ丼のカロリーが高いのか、各チェーン店やお弁当屋さんのカツ丼のカロリーなどを紹介します。
カツ丼のカロリーは高くなるべくして高くなる
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お相撲さんは太っていますが、彼らの主食ちゃんこ鍋自体は健康的です。たらふく白米を食べるのと、食べた後に寝ること、ビールを飲むなどして彼らは太ります。しかしカツ丼はちゃんこ鍋と違い、それ自体がハイカロリーです。あくまでも平均ですが、親子丼は550カロリー、天丼が600カロリーなのに対し、カツ丼は800カロリーもあります。クロールを一時間して消費カロリーが1000程度ですから、その恐ろしさがわかるでしょう。point 300 | 1
なぜカツ丼のカロリーは高いのか
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まず、白米のカロリーがバカにできません。のり弁は安いのにも関わらず高カロリーですが、それは通常の弁当よりも白米が多めに入っているからです。そして、豚肉を揚げてあるのも、高カロリーのコンビネーションをなしています。肉それ自体はタンパク質のかたまりで、タンパク質自体は1gあたり4カロリー程度です。脂質が1gあたり8カロリーなので、脂質の多い豚肉を摂取すると当然高カロリーになります。さらには揚げ物も悪いです。油は脂肪酸が豊富で、高カロリーとなっています。食物繊維などと違い、人間が簡単に消化できてしまうので、すぐにエネルギーに変換されてしまうのですね。また、カロリーとは直接関係はないですが、カツ丼は汁がしみており、噛まずに食べてしまうのも良くない影響を体に与えています。血中のインスリン濃度も上がり、咀嚼しないので満腹感が得られず、食べ過ぎてしまうのです。point 465 | 1
各チェーン店やコンビニ、弁当やさんのカツ丼のカロリー
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カツ丼と言えばなか卯ですが、なか卯のカツ丼は並みで861カロリーです。大盛だと978カロリーにもなります。セブンイレブンだと672カロリーですが、ローソンだと815カロリーと跳ね上がります（ただ、美味しいと評判なのはローソンのカツ丼ですね）。一度は食べたことがあるであろうほか弁のカツ丼は、なんと973カロリーにもなります。もともと人間は狩猟民族で、糖や脂肪分は貴重でした。実際にも、運動や心臓の拍動、生命維持には脂肪は欠かせません。しかし、この飽食の時代になっても、狩猟生活のころの栄養の価値観（体にとっての）が変わらないので、こんなにも太った人間が多くなったのです。ちなみに、大人気のほっともっとのロースカツ丼は、828カロリーとそこまで高いわけではありません（といっても、カツ丼界の中では、です）。point 352 | 1
ソースカツ丼はヘルシーなのか？不健康なのか？
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ソースカツ丼はキャベツもたっぷりですし、卵も使われていません。カツ丼よりも健康的な食べ物に見えますよね。もちろん作り方の違いなどもあるので一概には言えませんが、カツ丼よりは幾分かヘルシーです。かつやのカツ丼は松コースで1310カロリーですが、ソースカツ丼は同じクラスで589カロリーです。大分違いますよね。この差は卵のあるなしだけでなく、たとえばカツ丼の砂糖の味付け、上から卵でとじるため。分厚い衣がいることなども影響しています。ソースカツ丼ならサクッとした風味がウリなので、衣で固めたりはしません。どうしてもカツ丼が食べたいが、カロリーを抑えたいといった方は、代替品として候補に忍ばせておきましょう。point 301 | 1
まとめ
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カツ丼のカロリーはハッキリ言って凄いです。体重を気にしていたり、ダイエット中にどうしても食べたくなったなら、豚肉を一枚揚げて卵でとじて、ご飯はあるかないかくらいの量に抑えましょう。