X
    Categories: ISSUELIFE

2歳に胸が膨らみ、4歳に初経、5歳に閉経を直面し不治の病の少女?


 

子供の成長を毎日見守る親にとって、そのステップの一つ一つがかけがえのない時期です。しかし、体の急成長のために子供時代を過ごせず、危機に瀕している少女がいるのです。

オーストラリアのニューサウスウェールズ州に住む少女の母親が切ない話をミラー、ドソンなどに打ち明けたそうです。

ADVERTISEMENT

[rsnippet id=”4″ name=”DFP/34009881/Article_1″]

ニューサウスウェールズ州ゴスフォードに住むエミリー・ドーバー(5歳)は、母のタム(41歳)、父のマット(40歳)の間で生まれました。

出生時の体重は8ポンド(3628g)で、タムの長女より軽かったけど何の問題もなく回復しました。しかし、生後2週間から徐々に変化が現れました。

ADVERTISEMENT

エミリーはよく泣き、不安な姿を見せ始めたのです。エミリーの母親のタムは最初「赤ちゃんによくあることだ」と思っていたそうです。

ADVERTISEMENT

しかし、よく眠れず、体の急激な成長からの痛みを感じていたのです。エミリーは生後4ヶ月になって、すでに1歳レベルの大きさに成長しました。

12ヶ月〜1.5歳用の服を着用し、2歳の時からはすでに胸が膨らみ始めたのです。

ADVERTISEMENT

また、ニキビも出始めたので、心配になった両親は複数の病院に連れて行きました。医者は「両親は背が高いので、遺伝によって娘の成長も速い」、「この子は確かに、このような体質です」と言いました。

ADVERTISEMENT

その後にもいくつかの病院で検査を受けたエミリーは、最終的に3歳の時Wyong(ワイオン)病院の小児急性治療室の医者から原因を知りました。

[rsnippet id=”5″ name=”DFP/34009881/Article_2″]

ホルモン分泌量が妊婦と同じだと診断され、初経が来た原因である「中枢性思春期早発症」という診断を受けました。

ADVERTISEMENT

また、副腎の異常によってホルモンが十分に分泌されない「エジソン病」と「先天性副腎皮質過形成症」(CAH)もあるそうです。

感覚処理障害・不安障害を引き起こす自閉症スペクトラムも抱えていることが分かりました。エミリーの病気は非常に複雑で、医者たちもまだ解明していない部分があるようです。

ADVERTISEMENT

4歳で初経を迎えたエミリーは自分の体の変化を理解していないにも関わらず、生理用品の使い方を勉強しなければからなかったのです。

ADVERTISEMENT

また、1年以内に陰部や腰、額などにも体毛が現れ、現在も骨の急速な成長のせいで頻繁に病気の症状も耐えなければなりません。

エミリーは今後、3ヶ月に一回にホルモン注射をする予定です。1回の費用が1,455ドル(約164万円)で、その副作用は50代以上の女性に起こる閉経などを誘発することになります。

ADVERTISEMENT

わずか5歳で更年期症状と戦う娘を考えると、親としてはかなり辛いことです。

5歳に8歳の体格を持つエミリーは、ストレスがたまると副腎機能不全になる可能性もあります。

ADVERTISEMENT

[rsnippet id=”6″ name=”DFP/34009881/Article_3″]

さらに、病気や感染症を起こしやすいなど、様々な問題も抱えてのです。共働きの両親は、そのたびに仕事を休まなければならず、高額の治療費は夫婦の収入だけでは不足です。

現在、寄付サイト「GoFundMe」ではエミリーの治療費の寄付を呼びかけているそうです。

ADVERTISEMENT

タムは「娘が子供らしく生活できる機会さえ与えてあげることができませんでした。見知らぬ人に寄付をお願いすることは辛いけど、娘の人生を少しでも改善させてあげたいと思います。通常の5歳の子供の気持ちを知らせてあげたいです。」と話しました。

ADVERTISEMENT