女性の永遠でもあるオードリーヘップバーンの髪型は現在でも人気です。ヘアスタイルやヘアアレンジの人気の秘密や髪型のパターン、オーダーのしかたについて、たっぷりご紹介します。
オードリーヘップバーンの髪型が今でも人気の理由とは？
「ローマの休日」では、気品があるけれど少し退屈な女王様がロングヘア―をばっさりカット！ショートヘア―になったらコケティッシュなおてんば娘になってローマ中を走り回り……。でも最後には、上品なティアラが似合うアレンジショートヘアーでノーブルなアン王女に戻ったオードリーヘップバーン。
髪型が違うと、雰囲気がここまで変わるというのが如実に感じられる作品でした。
オードリーヘップバーンは、ボランティア活動をする時にはロングヘア―をまとめて真剣に取り組み、パーティーではゴージャスな巻き髪で魅了し……、シーンに合わせて、ぴったり合った髪型をしていました。ロングでもショートでも、前髪や毛先まで工夫されていて、ちょっと違うオシャレさが今でも新鮮に感じられるのが、時代を超えて人気の理由でしょうか。
ショートスタイルのオードリーヘップバーンの人気髪型
オードリーヘップバーンといえば、ショートヘアー！「ローマの休日」で、ローマの名所を回る時には、ショートヘアーになっていました。
当時、ヘップバーンカットと呼ばれたショートヘアーは、毛先に流れがあるショートヘアー。ふわっとサイドに流すときりっとした印象に、毛先全体をカールさせるとゴージャスでいて可愛らしいイメージになります。
女王に戻った後の、ショートヘアーにティアラを合わせた髪型のオードリーヘップバーンはまばゆいほどの美しさでした。アレンジできる長さがある前髪も魅力です。しっかり眉毛が出るけれど、カールさせることもできればサイドに流すこともできる長さです。
「麗しのサブリナ」では、前髪をカールして、サイドに流したり、しっかり内巻きにしたりしていました。
オードリーヘップバーンの人気ヘアアレンジ
オードリーヘップバーンのアップスタイルも人気があるアレンジヘアです。「ティファニーで朝食を」では、フレンチツイストのアップスタイルが印象的でした。
夜会巻きに似ていますが、トップの部分を残してカールさせています。頭の上の部分のヘアーをカーラーで巻いて、夜会巻きのようにサイドから巻き上げて止め、カーラーを外してセットすると、「ティファニーで朝食を」のオードリー風になります。
肩にかかるくらいの長さでポニーテールにしたり、バックで編みこみにしたりといったアレンジヘアもありました。ポニーテールは、低めの位置の時には前髪もサイドに流して大人っぽく、高めの位置の時にはカールさせて愛らしい感じになっていました。帽子やショール、ティアラといった小物を印象的に使うのもオードリー風でした。
オードリーヘップバーン風髪型のオーダーのしかたとは？
オードリーヘップバーンのヘアスタイルは、ショートからロングまで様々です。例えば、「ローマの休日」の中ではロングからショートに変わっているので、「ローマの休日のオードリーヘップバーンの髪型にしてほしい」と言っても、どの髪型なのか、ヘアサロンの方にわかってもらえないかもしれません。
また、肩にかかるくらいのボブで、ポニーテールにしたり、髪を後ろにまとめたり、前髪を巻いたり流したり等々、同じ髪型から、ヘアアレンジで変えていることもあります。このオードリーになりたい、と思った場合には、やはりその画像を持っていって、オーダーするのが一番安心です。そして、その髪型から、どのようにアレンジすると別のバージョンのオードリーになれるのかも教えてもらっておくと、応用がきいて便利です。