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今、西日本がヤバイ!島根地震は南海トラフの前兆だったかもしれない・・


島根地震発生は南海トラフの前兆だった?!


写真:www.tenki.jp

4月9日未明の午前1時32分、島根県西部の内陸を震源とするM6.1、最大震度5強の地震が発生した。その後もM2~4クラスの余震が多数発生しており、住居の損壊やけが人などの被害が報告されている。実は、今回に先立ち著名なサイキックミディアム(霊媒師)が地震を予知する夢を見ていたことが判明している。さらに、この地震が南海トラフ巨大地震の前兆である可能性まで浮上しているのだ。

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原因は何?未知の活断層?


写真:sc1.cc.kochi-u.ac.jp

まず今回の震源は、フィリピン海プレートが沈み込む場所ではないため、同プレートが押す力が主要因ではなかったようだ。フィリピン海スラブ(フィリピン海プレートの沈み込んでいる部分)が西日本の地下どのあたりまで達しているかが問題点となるのだが、どうやら沈み込みの最下部でさえ島根県までは達していないことが明らかになった。ということは、未知の活断層が動いた可能性もありそうだが、京都大学防災研究所の飯尾能久教授(地震学)も「地下に未知の断層があり、一連の地震を引き起こしている可能性がある」(読売新聞、2018年4月9日)と語っている。point 348 | 1

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南海トラフ地震の可能性とは


写真:sp.hazardlab.jp

実は、南海トラフ巨大地震に先立ち、西日本の内陸で活断層地震などが起きると指摘する学者は多い。東北大災害科学国際研究所教授の遠田晋次氏もその1人で、「西日本の内陸地震は阪神大震災以降、次の南海トラフ地震に向け活発化しているとみたほうがよいでしょう」(産経WEST、2018年4月9日)と語っている。さらに、「熊本地震がそうだったように、大地震の前に活断層近辺で地震活動が活発化する傾向があります」(同上)とも警告している。point 291 | 1

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西日本で活断層地震が多発してる

過去の南海トラフ巨大地震において、その前に西日本を地震が襲っていた例はあるだろうか? 調べてみると、恐ろしい事実が浮かび上がってくる。なんと南海トラフ巨大地震の3年~半年前に、いくつもの活断層大地震が起きていたのだ。以下にその例を示す。

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写真:synodos.jp

例1
・ 1705年5月24日:阿蘇山付近で地震、阿蘇坊や岡城で破損多く、死者あり。

・ 1707年10月28日:宝永地震(南海トラフ全域が震源域)、M8.4~8.6、死者5,000~20,000人以上。

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例2
・ 1854年7月9日:伊賀上野地震(三重県伊賀市北部)、M7前後、死者約1,800人。

・ 1854年12月23日:安政東海地震、M8.4、死者2,000~3,000人。
・ 1854年12月24日:安政南海地震、M8.4、死者1,000〜3,000人。

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例3
・ 1943年9月10日:鳥取地震、M7.2、最大震度 6、死者約1,000人。

・ 1944年12月7日:昭和東南海地震、M7.9、最大震度6、死者・行方不明者1,223人。
・ 1946年12月21日:昭和南海地震、M8.0、最大震度5、死者・行方不明者1,443人。

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まとめ


写真:都市伝説japan.com

先述したとおりに、西日本では数多くの南海トラフの前兆となる地震が多発している。今後しばらくの間、西日本在住の方々は、それなりの防災準備と覚悟をもって生活することが望ましいだろう。

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