静岡・牧之原市で起きた園児の置き去り事件を受け、静岡県は会見を開き、幼稚園側が車内の確認も欠席の確認もしなかったと明らかにしました。ネット上では非難の声が殺到しています。
園児の置き去り死亡事件について、静岡県によると、バスが園についたあと、女性の職員は荷物を持ちながら小さい子から降ろして、ほかの子には自分で降りるよう声をかけ園に入ったということです。また、運転手を務めた園長も確認・点検を怠っていたことも明らかになっています。
この園では、子どもの登園について管理システムを導入していたようですが、登園管理システムで事件当日の5日は女児が登園していることになっていたことが6日、捜査関係者への取材で分かったということです。園が誤った情報を入力した可能性があります。
警察によると、河本千奈ちゃん(3)は車内の3列目付近で見つかり、頭を通路側にして、あおむけで倒れていたといいます。また、クラスの担任は登園していない千奈ちゃんの所在を確認しておらず、県は今後園の管理体制などについて調査を進める方針だそうです。あまりにもずさんすぎる管理体制にネット上ではこのような声があがっています。
「一般的なバスでも、お客様が下りた後に忘れ物がないかの確認を確実にするんですよ。 何か忘れていないかなと。 この事件はいくつもの気付くべきポイントがあったはずです。」
「この園のずさんすぎる管理に、今預けている親御さんは不安しかないですし、私なら即転園させたいですね。 お子さんがかわいそうすぎます。」
「苦しかったよね。きつかったよね。 誰か一人でも、千奈さんがいないことを気付かなかったのかな? 気付いていれば、確認していればよかったのに。ましてや、担任も千奈さんの所在を知らないなんて、絶対出欠確認してないでしょう。無責任だね」
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