「オウム真理教」教祖・麻原彰晃（松本智津夫）死刑囚は1995年3月20日に日本犯罪史で最悪のテロ事件「地下鉄サリン事件」を起こしました。そこで今回は麻原彰晃死刑囚の生い立ちや家族、結婚した嫁と娘・息子など子供情報、そして起こした事件や死刑執行までをまとめてみました。
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麻原彰晃プロフィール
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本名: 松本智津夫
生年月日: 1955年3月2日
出身地: 熊本県
麻原彰晃の生い立ちまとめ
実は障害を持っていた麻原彰晃
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実家は畳職人で麻原彰晃は9人兄弟（6男3女）の第7子として誕生し、大家族の4男でしたが先天性緑内障を持って生まれており、左目はほぼ見えず、右目も1.point 74 | 0ほどしか視力がなかったそうです。麻原彰晃の家系は目の先天性疾患を持った一族でした。麻原彰晃は「地下鉄サリン事件」で逮捕された後、事件の動機について「障害を持って生まれ差別を受け続けたことによる社会的復讐」だと言われているたね、自身の障害と事件は密接な関係にあるといわれています。point 214 | 1
麻原彰晃の父親は？
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麻原彰晃の父親は前述のように畳職人でしたが、需要の減退を受けて家計が厳しくなり麻原彰晃死刑囚を含む7人の子供も食べ物に困り、両親ともに働いていたものの貧困状態にあったようです。麻原彰晃は1961年4月に八代市立金剛小学校に入学しましたが、先天性緑内障による視覚障害があるため秋頃に熊本市出水町今（現・熊本市中央区水前寺）にある熊本県立盲学校に転校しています。麻原彰晃は片目は見えていたにも関わらず、学費から食費など生活費まで補助金が出る盲学校に入れられたことに反発していましたが、全盲の長男と弱視の5男とともに両親に捨てられたも同然であり、学校に両親が訪ねてくることは一度もない上に仕送り等も無く、成人してからもこの3兄弟だけ里帰りができなかったそうです。そのため、このような家庭環境がテロリストになる引き金になったことも十分ありえますね。point 444 | 1
盲学校では暴力的な少年だった麻原彰晃
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両親に捨てられた麻原彰晃死刑囚はその腹いせとして、目が見えることを利用して全盲の生徒らを子分にして好き放題していました。盲学校では権力者になれた麻原彰晃死刑囚は、質の悪いガキ大将となり暴力で従わせてお金を巻き上げたり食べ物や欲しいものを買わせたりと奴隷のような扱いをしていたそうです。
麻原彰晃の嫁情報
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1978年に大学予備校で知り合った石井知子(後の松本知子)と結婚し、麻原彰晃は鍼灸師の資格を取得していたことから千葉県船橋市湊町に鍼灸院である「松本鍼灸院」を開業しました。しかし、同年9月には鍼灸院の運営に行き詰まり廃業、麻原彰晃は船橋市本町に診察室を兼ねた漢方薬局「亜細亜堂」を開業しました。12月には船橋市新高根に新居を購入しましたが、麻原彰晃は鍼灸師として人の病気を治すことができないことに気づき無力感に苛まれるようになります。point 306 | 1
麻原彰晃の子供情報
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麻原彰晃は嫁以外の女性とも子供をもうけており、子供は全部で12人いるそうです。麻原彰晃と嫁がもうけた子供は女4人・男2人の計6人います。
長女：松本美和
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1978年生まれ。省庁制の際には流通監視省大臣であった。スーパーでの万引き逮捕歴や銃刀法違反での逮捕歴があります。
次女：名前不明
1981年生まれ。2000年1月に長男を連れ去ろうとした事件で2月19日に逮捕され、保護観察処分となっています。その後も長男達の住んでいる龍ケ崎市に在る住居に時々遊びに来ていたそうです。
三女：松本麗華
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1983年生まれ。2004年3月に合格した和光大学から入学拒否されたとして提訴し、東京地裁は「入学拒否は違法」と認定、和光大学に30万円の慰謝料支払を命じた裁判がありました。2015年3月20日、地下鉄サリン事件から20年目の日に松本麗華名義で手記「止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記」を出版しています。
四女：松本聡香(仮名)
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1989年生まれ。2014年のインタビューにおいて、自殺未遂が続いていることを明かし、「死にたいというよりも死ななくてはいけない」「オウム事件について知ってからは、幸せとか喜びを感じるたびに、オウム真理教は普通の人のそういう喜びを奪ってしまったのだなと感じざるをえない」と語りました。
長男：名前不明
1992年生まれ。四女と次男同様学校に籍を置くことが許されず、ほとんど学校に通わせて貰えなかったといいます。
次男：名前不明
1994年生まれ。2006年に春日部共栄中学校に合格したものの、「麻原の息子」だという理由で入学を拒否されています。
麻原彰晃が起こした事件まとめ
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そんな麻原彰晃はついに最初の事件を起こします。1988年にいつものように「オウム真理教」の総本山である富士山総本部で修行をしていると、一人の男性信者が大声を上げて暴れ始めました。そのため麻原彰晃は「頭を冷やさせろ」と他の信者に命令し、その信者は暴れている男性を風呂場に連れて行って頭を掴んで強引に浴槽の水に沈めました。しかしやりすぎてしまい男性は意識不明に陥り、麻原彰晃は自らのエネルギーを送るという不可思議な行動を取るも意味は無く、そのまま男性は死亡してしまいました。point 321 | 1
坂本堤弁護士一家殺害事件
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また、その翌年である1989年には「オウム真理教被害者の会」の発起人だった坂本堤弁護士の一家4人を惨殺するという凶悪事件を起こし、世間に衝撃を与えました。被害者の坂本堤弁護士は「横浜法律事務所」に当時所属しており、とある母親から息子のオウム真理教脱会について相談をされたことがきっかけで「オウム真理教被害者の会」を立ち上げることになります。オウム真理教の男性信者が殺された事件も起きたばかりで、被害相談が後を立たなかったことから坂本堤弁護士は週刊誌『サンデー毎日』でも「オウム真理教の狂気」というコーナーで取材を受けるようになります。坂本堤弁護士を敵とみなした麻原彰晃は、坂本堤弁護士のみならず妻と幼い子供の3人を信者を使って強襲し、一家を惨殺してしまいました。point 415 | 1
日本最大のテロ事件「地下鉄サリン事件」
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麻原彰晃はついに1995年3月20日に「地下鉄サリン事件」を起こし、12人の死者と数千人の重軽傷者を出すという戦後最も凶悪と言われるテロ事件を起こしました。麻原彰晃逮捕の決め手となった情報は弟子の遠藤誠一の情報であり「1階と2階の間の部屋に隠れている」という通り、階段天井部分に作られた大人1、2人がようやく入れるような空間に麻原彰晃は960万円と寝袋を持って隠れていました。
麻原彰晃死刑執行
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麻原彰晃は2004年2月27日に東京地裁により死刑判決が言い渡され、2006年9月15日に最高裁判所にて死刑が確定しました。そして2018年7月6日に死刑執行。逮捕から23年目で一連の事件は大きな節目を迎えました。
まとめ
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凶悪な「地下鉄サリン事件」をはじめとした数々の殺人事件を起こした「オウム真理教」の元教祖・麻原彰晃の生い立ちから死刑執行までまとめてみましたが、今回の死刑執行により、今後新興宗教によるテロが起こらないことを祈りたいです。