女児誘拐…衝撃の犯罪
女児にわいせつな行為をしたとして55歳男性の小林義雄容疑者が逮捕されました。
小林義雄容疑者は5月17日、路上で1人で遊んでいた未就学の女児に「おやつをあげる」などと声をかけて自宅アパートに連れ込みました。
自宅で下半身を触るなどわいせつな行為をしたとされており、女児は下腹部に2、3週間のけがを負いました。
女児の帰宅後に母親が女児のケガに気づき、警察に通報しました。
女児が小林容疑者の自転車の特徴を覚えていたことから、関与が浮上しました。
小林容疑者は調べに対し、「酒に酔っていたので覚えていない」などと容疑を否認しているということです。
相次ぐわいせつ被害
今年に入ってから女児へのわいせつ行為が相次いでいます。
福岡県警小倉北署と福岡県警久留米署で5月に中旬に、2件ものわいせつ被害がありました。
福岡県警小倉北署によると、8歳の小学生女児に対するわいせつ目的の誘拐容疑で41歳男性の小野健二容疑者が逮捕されました。
小野健二容疑者は公園で女児に声をかけ連れ去ろうとした疑いです。
小野容疑者は「パパのお店はどこ。一緒に行こう」などと声を掛け、手をつないで公園内を連れ回しました。
その後、女児が通行人に話しかけたため、小野容疑者は立ち去ったといいます。
女児からこの事を聞いた父親が警察に通報し、公園の近くで不審な動きをしていた小野容疑者を警察が見つけました。
「キスしたり、抱きついたりするつもりだった」と取り調べ当初は容疑を認めていましたが、否認に転じたといいます。
そしてもう1件あった事件は、福岡県警久留米署によると、21歳男性の小林誠治容疑者が、コンビニエンスストアで7歳女児の胸などを触った疑いで逮捕されたというものです。
まとめ
幼い女の子を狙った、わいせつ目的の誘拐。
実は、子どもが1人でいるときにだけ起きているのではありません。
保護者と一緒にいるにも関わらず、被害に遭うケースが増えています。
ショッピングもやスーパーなどで、保護者の隙を見てトイレなどに連れ込むケースも多数発生しています。
人が多いから、保護者が一緒だから、と油断してはいけないのです。
不特定多数の人が出入りし、誰でも入れる場所には、子どもを狙う不審者が存在している可能性が高いのです。
また、お母さんの知り合いなどと言って声をかけるケースもあります。
知らない人について行かないことを教育するだけでなく、知っている人でもついて行ってはいけないことも教育する必要があるのかもしれません。
これ以上、被害が広がらないよう警察や地域で対策をしていきたいものです。