嵐の二宮和也と言えば、バラエティー番組だけでなくその演技力にも定評があります。彼はこれまでに何度も怪我をしていますが、その度に不死鳥のごとくよみがえってきました。彼がこれまでにどういった怪我を経験してきたのかについて、書いていきます。
「heyheyhey」での怪我
2012年の4月29日にheyheyheyの収録がありました。実はこの番組のリハーサル中に、怪我をしてしまったというのです。いよいよ嵐が登場となったときに、二宮和也はメンバーである大野智に腰を支えられて出てきました。ファンは「いつものじゃれあいだ」と思っていたのですが、「Face Down」という曲を歌い終わり、退く際に今度は松本潤が彼を支えました。これを見ていたファンは「ニノに何が起こったの…!?」と大騒ぎに、この収録から5日後には「ミュージックステーション」の収録が。
このときは足をややかばい気味であったものの、いつもようにうしっかり踊っていたとのこと。「嵐にしやがれ」で分かったことなのですが二宮和也はこの時期、肉離れをしていたそうです。
それでも仕事を休まず何とか成立させようとする心構えはさすがと言わざるをえません。大事にいたらなくて良かったですね。
プラチナデータでの怪我
2013年に公開された映画「プラチナデータ」。こちらは人気ミステリー作家の東野圭吾が書いた作品で、あの豊川悦司との共演でも話題となりました。二宮和也が鉄工所に逃げ込むシーンがあります。彼は事前にスタッフから「鉄で手が切れやすくなっていますので気をつけてくださいね!」と言われていました。しかしいざ撮影が始まると集中しすぎて、先ほど言われたことなど忘れてしまうのが彼という男。熱演のあまり、鉄で手を切ってしまい流血。
「撮影が中断するといけない」と考えた二宮和也は、スタッフに怪我が分からないようにしながら撮影を続けます。こういった気遣いやストイックなところがファンからしたら、たまらないのでしょう。
15周年のハワイライブで激痛に襲われる!!
2014年に嵐がハワイでライブを行いました。15周年ライブは2日間に渡って開催され、おおいに盛り上がりました。しかし二宮和也はこのとき激しい腰痛だったというのです。元々彼は坐骨神経痛の持ち主。痛みが治まっているときは普通に動くことができるものの、そうでないときは激痛に襲われます。バラエティー番組の収録中に、彼だけ座布団に座っていることがあります。それは症状が悪化しないようの工夫なのでしょう。嵐はライブの始まりでメンバー全員が飛び上がって登場する「ジャンプアップ」という演出をよく選択します。しかしこのハワイライブの際に、ジャンプできないほどの痛みに襲われた二宮和也。心配したメンバーが「別の演出に変えようか?」と提案。
しかし痛みで蹲りながらも彼は「大丈夫」と言って、見事ジャンプアップをして見せたのでした。このライブの最中に嵐のメンバー同士でトークをするコーナーありました。いつもなら二宮和也は必ずトークに参加します。しかしこのときは姿を見せませんでした。それは腰が痛すぎて立っていることができず、休息をとっていたのだと言われています。いつも涼しい顔をしている彼ですが、見えないところで血が滲むような努力をしていることが分かりますね。
まとめ
「プラチナデータ」や「heyheyhey」の怪我はアクシデントと言えますが、腰痛はもしかすると一生背負い続けるものかもしれません。しかし彼は今日も弱音を吐くことなく、仕事に邁進しています。成功者というのは人知れない苦労がたくさんあるというのが、二宮和也を見ていると伝わってきますね。