映画『アクアマン』で、全海洋生物の長である“アクアマン”を演じたジェイソン・モモア氏が、とある漁師2人にブチ切れていると話題になっています。なんでも、その漁師2人がサメの尻尾を切断し、海に放ったようで…。
アクアマンとは?
まず、はじめにアクアマンとは、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーローです。水陸両棲の海底人であり、水棲生物たちとテレパシーを使って、意思疎通ができるスーパーヒーローのキャラクターです。
アクアマンを演じたジェイソン・モモア
そんな『アクアマン』ですが映画化がされており、その主演を演じたのが激怒されたと今回話題のジェイソン・モモア氏です。そんなモモア氏の、簡単なプロフィールをご紹介いたします!
現地語 Jason Momoa(ジェイソン・モモア)
国籍 アメリカ合衆国
出身地 ホノルル(アメリカ)
生年月日 1979年8月1日
モモア氏は、1998年にハワイでファッションデザイナーの菊地武夫に見出され、モデルとして活躍し始めました。その一方で、TVドラマシリーズの『ベイウォッチ』で俳優としてのキャリアをスタートさせます。『スターゲイト アトランティス』のロノン・デックス役や、日本でも大人気の海外ドラマである『ゲーム・オブ・スローンズ』のカール・ドロゴ役を演じるほか、『コナン・ザ・バーバリアン』のコナン役として知られています。
そんな有名俳優モモア氏が激怒したといわれる、今回の騒動とは一体どういったものだったのでしょう…?
あるアイスランド人の漁師たち
事の発端は、アイスランド人の漁師たち2人が、グリーンランドから小型のボートを出し、海で捕まえた生きたサメの尻尾を切断したことです。2人はそのまま、そのサメを海に再び放つと、「せいぜい頑張って泳ぐことだな!」と一言を叫んだのだのです。
二人は一連の流れを動画に残しており、インターネット上でも公開。こちらがその公開されている動画です。少し痛々しい場面が登場しますが、今回被害に遭ってしまったサメというのが、『ニシオンデンザメ』であったとされており、脊椎動物の中で“最も長生きする生き物”であり、中には400年生きる個体もいるともいわれている凄いサメだったのです。
ただ単に、楽しむためだけの目的で漁師たちにより尻尾を切られてしまった『ニシオンデンザメ』。この時の動画は、インフルエンサーであるChristel Johr Johansenの目に留まると一気に拡散、そしてモモア氏の目に入るや否や、彼の逆鱗に触れたのでした。
漁師2人に辛辣なメッセージを発信!
モモア氏はインスタグラムを更新し、漁師2人に対して辛辣なメッセージを発信したのです。
View this post on InstagramADVERTISEMENT Your life will forever change I have never in my life seen something so cruel.
Your laugh makes me furious never have I wanted to hurt a human as much as I did when I heard your laugh and what u said.ADVERTISEMENT This will change you and hopefully you will save and protect I pray you find redemption.
we all make mistakes but what u did was evil PURE EVIL.ADVERTISEMENT You will get what that shark got.
FUCK YOU j
「やってくれたな…お前たちは人によっては、良き友達であり、一家の大黒柱であり、父親であるかもしれない。でも君たちは間違いなくやっちまったんだ。これからのお前たちの人生は大きく変わってしまうだろうよ。これほどに残酷なものを俺は今まで見たことがない。お前たちの笑い声を聞いた時、これ以上ないほどの憤りを覚えた。その笑い声とお前たちの言ったことを聞いた途端、今まで感じたこともないくらいお前たちのことを傷つけてやりたいと思った」
「今回のことで間違いなくお前たちは変わるだろうし、(サメを)救い出し保護してくれることを願うよ。そして、お前たちがこのことをどう償ったらいいか、その方法を見つけられるように俺は祈る。俺たち人間は間違いを犯す生き物だが、お前たちがやったことはとんでもなく悪質なことだ。本物の悪魔だよ。サメにやったことと同じことがお前たちにも降りかかるだろうよ。くたばっちまえ」
上記がモモア氏が更新した、漁師2人に向けた辛辣すぎるメッセージの全文です。
モモア氏以外にもネット上では、この漁師2人を非難する声に溢れており、2人を口撃する集中砲火状態が続いているそうです。また、アイスランドの動物虐待法を犯したと判断された場合、2人は今後法的な措置にかけられる可能性もあるとネットでは囁かれています。
しかし、野生の動物がこの法律に適応するかが微妙なために、即刻この罪が課せられるかは定かでないようでです。現地の弁護士によると、「もし動物虐待法に違反しているとならなければ、彼らを罰する法律はほかにありません」「動物虐待法は特定の動物に関する法律とされているため、野生の魚には適応されない可能性があります。そのため、2人を罪に問うことが出来るか否かは今のところグレーですね」と漁師2人に対しての処罰が下せるかを、詳しくコメントしているのでした。
まとめ
今回のような問題はアイスランドにとどまらず、日本でも取り上げられていないだけで多く存在していると思いますが、海の戦士であるアクアマンを演じたモモア氏だからこそ、人一倍に許せなかったのだと思います。