安倍晋三元首相の銃撃事件で、逮捕された山上徹也容疑者（41）＝殺人容疑で送検、鑑定留置中＝が「（事件を起こし）伯父や妹に申し訳ない」という趣旨の話をしていることが、関係者への取材で明らかになりました。しかし、一方の母親に関しては、謝罪の言葉は確認されていないといいます。
自身の母親が入信した世界平和統一家庭連合（旧統一教会）に対し、長年募らせてきた強い恨みがあるとみられている山上容疑者。関係者からは、山上容疑者が旧統一教会に多額の献金を行った母親にも恨みを抱いているとの声も聞こえるといいます。
「私と統一教会の因縁は約30年前にさかのぼります。母の入信から億を超える金銭の浪費、家庭崩壊、破産…この経過と共に私の10代は過ぎ去りました」。
山上容疑者は事件前日に投函した安倍氏殺害を示唆する手紙の中で、旧統一教会に苦しめられた過去に触れ、「その間の経験は私の一生をゆがませ続けたと言って過言ではありません」と批判していることもわかっています。山上容疑者の伯父によると、同容疑者は4歳の時に父親と死別。母親は夫の死などを受け旧統一教会に入会。献金額は少なくとも1億円に上り、母親は2002年に破産しました。point 244 | 1
山上容疑者の逮捕後、妹とともに伯父（77）のもとに身を寄せた母親は、「息子が大変な事件を起こした。家庭連合に申し訳ない」などと、捜査当局の事情聴取にそう口にしたということ。一方の山上容疑者は逮捕直後から奈良県警の調べで、旧統一教会に対する恨みに繰り返し言及しており、「自分の人生がこうなったのは母親のせいだ」とも供述したともいいます。point 229 | 1
自身が事件を起こしたことについて、伯父や妹に弁護士を通じて謝罪の言葉はあったが、母親に対してはなかったという山上容疑者。第２第３の悲劇を起こさないためにも暗殺テロは絶対許すべきではないし、厳罰を与えるべきだと思いますね…。
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