KDDIは今月2日に発生した大規模な通信障害を受け、スマホや携帯などを契約していた3589万人を対象に「お詫び返金」として請求額から200円(税抜き)差し引くと明らかにしました。しかしこれがまた、ネット上で賛否の声があがっているのです!
KDDIは今月2日から発生した大規模通信障害について、3589万人の契約者におわびとして1人あたり200円を返金すると発表しました。通信障害のおわびとして返金の対象となるのはKDDIの契約者3589万人と沖縄セルラーの契約者66万だということ。
9月以降の請求額から200円を減額すると発表しています。ちなみに、補償の総額は、73億円にのぼるといいます。このほか、24時間以上連続して全ての通信サービスを利用できなくなった人など271万人を対象に、約款に基づいて基本使用料などの2日分の相当額を請求額から差し引くことも発表しました。
対象になる利用者には8月中旬以降ショートメッセージで案内するということです。また、髙橋社長は月額報酬の20%の3か月分を自主的に返上すると発表しています。200円では納得できないという意見も多数ありそうですが、約款上の義務ではなく、また対象者が3589万人と膨大であるため、業績に与える影響はKDDIが73億円、沖縄セルラーを含めると75億円という規模になっています。
この金額は、(ユーザーの料金に転嫁するようなことはせず)社内でのコスト削減などの経営努力によって吸収していくとのことですね…。返金が発表されましたが、街の声やネット上では以下のような声が上がっていました!
「この金額、受け取る側と出す側で、受け止め方違うのは当たり前なんですが、受け取る側にとっては、たったこれだけ?な一方で、会社にはそれなりの損失額ですね。」
「全てのユーザーに対しての誠意と約束通りきちっと補償する。 という姿勢には納得しています。 しかし、今回の問題で感じたことは、もし他国からのサイバー攻撃があった場合に果たして日本は一体大丈夫なのだろうかととても不安に感じました。」
「返金するのはいいが、緊急の連絡先(警察、病院、など)は、通信会社に関係なく通話ができるように、国で調整してもらいたいです」
「200円はちょっと少ない。200円返されてもそんな足しにならない」
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