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気になる中韓最新ニュース!中韓の国交関係が日本に及ぼす影響も…


政治的にも経済的にも日本と関係が深い中国と韓国。その歴史を振り返ると、領土を含め一筋縄ではいかない感情的な問題が多々横たわっています。ただ、お互いの関係を全く断ち切って経済は最早成り立ちません。現在の日本と中国および韓国の関係がどうなのか知ることは、アジアにおけるプレゼンスだけでなく、世界での日本の立場を考える良い機会になります。中韓最新ニュースをこまめにチェックし、一般的にマスコミで伝えられる中韓の姿と真の姿に違いはないのか、自分の眼で見極める姿勢が大切でしょう。

写真:huffingtonpost.jp

◼︎中国と韓国の関係を知る

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写真:blog.goo.ne.jp

中国の全輸入額に占める韓国の割合はEUやASEAN諸国に次いで3番目です。ただしこの数字は政治的な側面とりわけ安全保障上の関係が大きく影響します。一般的に世界は大きく資本主義と共産主義に分けられます。資本主義の代表がアメリカとすれば、共産主義の代表がロシアや中国でしょう。韓国は資本主義に属する国ですから、アメリカと安全保障上連携しています。つまり海洋にしろ国境にしろ万が一にも軍事的衝突があれば、中国と韓国は敵対する可能性が高いといえます。この点が韓国に大きな影を落とします。なぜなら市場規模が比較的小さい韓国国内だけでは、経済成長は難しく、大きな市場をもつ中国との貿易が欠かせないからです。安全保障はアメリカ、経済は中国というジレンマの中で韓国は舵取りをしています。当然ながら経済は、商品の質や量、価格などウィン・ウィンの関係が必須です。例えば政治的側面で対日本を意識した中韓連携を模索しても、提供する商品やサービスが劣化すれば連携は長続きしません。一時期に比べ韓国市場の衰退や大統領の不正疑惑、さらに財閥企業の競争力が低下傾向にあるとされ、中国の韓国からの輸入額が減少しています。韓国の立場からすれば、真のパートナーはアメリカなのか中国なのか重大な選択を迫られています。ちなみに日本も韓国と同様の問題は抱えていますが、真のパートナーがアメリカである姿勢は崩していません。point 605 | 1

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写真:thepage.jp

◼︎日本と中韓関係は政治だけじゃない。文化的な交流も

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写真:recordchina.co.jp

日本は安全保障面でアメリカや韓国と連携する姿勢に変化はなく、中国が推し進める海洋進出や軍事力の増強に対して懸念を示しています。また韓国とは戦時下での問題や島の領有の問題を抱えています。その一方で、経済的な関係は深く、日本における輸出相手国として中国は2位で、韓国が3位。輸入の相手国としては中国が1位、韓国が4位です。政治と経済のジレンマは伝えられる情報を適切に分析する眼を持ってなければ、単なる感情論にしばられ中韓の本当の姿を見誤るでしょう。実際に、中国や韓国において、日本文化とりわけアニメに対する関心は強いですし、日本製の化粧品や家電製品などへの信頼も比較的高いといえます。中韓最新ニュースを見ると、現在の中国や韓国の姿の一部が垣間見えます。中国のニュースでは、中国国内の政治や経済を知りうることはもちろん、中国メディアが見る日本の記事は自国を客観視するのに役立ちます。缶コーヒーの種類が多い点に驚いているなど意外なところに関心を寄せており、楽しめます。韓国のニュースでは、日本に伝わる日韓の歴史認識に関するトピックは少なく、現在の先進技術について米中日と比較する記事が見られます。確かに中国と韓国の関係は、貿易統計で上位に占めるだけに日本への影響をもたらしますが、日本のメディアの情報だけでなく中韓最新ニュースをチェックするなど、別の角度から中韓の姿を見ることが重要です。point 610 | 1

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写真:recordchina.co.jp

◼︎まとめ

中韓最新ニュースの面白さは、中国や韓国が現在どういったトピックに関心があるかが分かること。日本では中国は国防のイメージが強いですが、思ったよりも日本の映画や芸能人が中国を訪れていたり、民主的なイメージの韓国がニュースを見ると、休戦中なのもあってか逆に国防への関心が高いと分かります。現在の日本は?と問われると多面的で明確に答えられないように、中国や韓国も民間レベル個人レベルでは多面的であり、実際の姿は一つではありません。中韓最新ニュースを利用し、身近なトピックから中国や韓国の本当を探ってみるのも楽しいでしょう。point 332 | 1

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