6月29日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)では、タレントの橋本マナミさんが出演。この日の放送回で、橋本さんは猪瀬直樹元東京都知事がTwitter上で、東京五輪の開催に反対する人たちを「愚か」と表現したことに怒りの声をあげたことが話題になっています。
事の発端となったのは、元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏が6月26日に更新したTwitterの内容でした。
東京五輪開催反対を言う人たちは、五輪が始まると日本選手の活躍が気になって仕方ない、と気持ちが変化したことに気づくだろう。でもそれはごくふつうの健全な感情で少しも後ろめたいものではない。僕が言いたいのは、自分の意識の深層に想い致すことなく、軽薄に意見らしきものを述べる愚かしさだ。
ADVERTISEMENT — 猪瀬直樹/inosenaoki (@inosenaoki) June 26, 2021
猪瀬氏は、「東京五輪開催反対を言う人たちは、五輪が始まると日本選手の活躍が気になって仕方ない、と気持ちが変化したことに気づくだろう。でもそれはごくふつうの健全な感情で少しも後ろめたいものではない」と綴った上で、「僕が言いたいのは、自分の意識の深層に想い致すことなく、軽薄に意見らしきものを述べる愚かしさだ」と語っていました。
この発言に対してネット上では「言行不一致」の指摘がでたほか、東京都の副知事を務めていた12年7月に「誤解する人がいるので言う。2020東京五輪は神宮の国立競技場を改築するがほとんど40年前の五輪施設をそのまま使うので世界一カネのかからない五輪なのです」とツイートしたが、現在は削除されて閲覧できない状況になっており、炎上となっているのです。
同番組でも、猪瀬直樹元東京都知事が呟いたTwitterの内容が紹介され、意見を求められた橋本さんは「猪瀬さんの発言こそ、浅はかだなと思うんですよね」と苦言を呈し、「私もオリンピック反対派なんですけど、その理由ってのいうは、やっぱり海外からの選手とか関係者が来ることによって、コロナ変異株とか持ち込まれる危険、自粛生活になったら、飲食店も大変だったりするじゃないですか。そういうので反対派っていうのは多いと思うんですけど」と語りました。
さらに橋本さんは「それも分かってなくて、なんか『オリンピックは見るだろう』みたいな、結局見ますよ、見て、『すごいな』ってなるけど、それ以前に『この状況でやる必要があるのかな』っていう疑問もある」と指摘し、「そこがわかっていないのは、ちょっと猪瀬さんって、人の気持ちがわからないのかなっていうのは思います」と怒りの声を挙げたのでした。
猪瀬元都知事の発言に不快感を示し、オリンピック開催を明確に「反対」と話した橋本さんでしたが、視聴者からも共感の声が上がったようですね。自分が東京都知事の時に東京五輪を誘致したので、開催への思いが強いのでしょうけども、軽率な発言には気を付けてもらいたいですね。