2021年2月5日放送のTBS「ひるおび!」（月～金曜前10・25）では、お笑いタレントの厚切りジェイソンさん（34）が出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長（83）が女性蔑視ともとれる発言をしたことについて言及し、「海外は結構怒っている」と持論を展開しました。
この日の番組では、今ネット上でも物議を醸している森会長の会見について特集。女性蔑視ともとれる発言を謝罪し、撤回したが、国際的な問題ともなっていることについて取り上げていました。事の発端となったのは、森氏が3日の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言したことでした。point 233 | 1
その翌日の4日の会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」として発言を撤回し、陳謝したものの、会見では取材班に向けて「そういう話はもう聞きたくない」「面白おかしくしたいから聞いているんだろう」と少し荒げる様子もあり、辞任については否定していました。
こうした問題は国際的な問題となっておりTwitter上からは辞任を求める声も殺到しているのですが、コメントを求められた厚切りジェイソンさんは、「米国は特に敏感になっている」としたうえで、「差別問題の失言1つで仕事ができなくなるようなシビアな状況ではありますし、そういう人たちは本当に社会に出てほしくないという流れになってます」と指摘。point 229 | 1
森会長が発言したことで「女性を差別している国と取られている。それは森さんが辞任したって変わらない。結構大変な状況」とその言葉が世界的にも大きな波紋を呼んでいると話していました。アメリカをはじめとする海外では、森氏の発言に笑いが起きたことなども報じられていることも言及。特に「わきまえる」という言葉については、「報道されていた英語だと、『立場をしれ』という、アメリカではかなり歴史のある表現」だと指摘。point 267 | 1
「昔の人種差別、女性差別、差別として認識されてた言葉を言ってしまったのは、まさにそういう思いを今でもしていると思われる」と「わきまえる」という英語はかなり強い表現であると説明したうえ、厳しい表情で事の重大さを訴えるシーンがありました。会見で周りが一緒に笑っていたという事で森氏一個人の問題じゃないって事が海外にも知られてしまい、大変な状況になっているというのは本当に悲しいし腹立たしい出来事ですね。point 261 | 1
日本人が思っている以上に日本はよくない国であることが、今回で明らかとなったかもしれません…。