大手芸能プロダクションのアミューズから俳優の佐藤健さん、神木隆之介さん、そしてロックバンドのONE OK ROCKが独立発表し、世間を大いに驚かせました。
いずれも31日付けで契約を満了し、4月から新たに設立した事務所で再スタートを切ることに。アミューズ公式サイトでは「新時代に向かって新しいチャレンジをする為、2021年4月1日より、弊社から独立し活動していくこととなりました」と3組について報告しています。
ただ同事務所でマネジメントを担当していた社員が移籍するなどして、協力関係は続けそうで、佐藤さんと神木さんについてはアミューズも資本参加する新会社「Co-LaVo（こらぼ）」で、俳優だけではなく新たな活動を目指すようです。
一方、ONE OK ROCK自身の事務所「10969（ワンオーナインシックスナイン）」を立ち上げて、海外での活動に重心をおくそうです。今後もアミューズはファンクラブ業務やグッズ販売などでサポートを続けるとのこと。
アミューズと言えば、サザンオールスターズをはじめ福山雅治さん、perfumeなど超売れっ子アーティストや、吉高由里子さん、仲里依紗さんなどの人気女優、三宅裕司さん、小倉久寛さんといった喜劇俳優など、幅広いタレントが所属しています。
さらに昨年、亡くなった三浦春馬さんも所属していたことから、ネットでは今回の発表について、以下のような反応が寄せられています。
《やはり思うことは、春馬くん。春馬くんにも柔軟な対応をしてほしかったと強く思います》《春馬くんも世界に羽ばたかせてあげてほしかった。実力は他の誰よりもあったのに》《なんや。完全な独立ではないのか。もしかして、春馬が独立しようとしていたのを事務所が邪魔していたという事実を隠すためですか？》
昨年7月18日に三浦さんが亡くなり、アミューズはその約1カ月半後の9月4日に当日の経緯や亡くなった原因に関する説明を発表。しかし、このタイムラグに対して疑問を持つ声があがり、一部で陰謀論が唱えられたのです。
その中には、『真実を隠蔽している』『独立を阻止されていた』『留学を中止させられた』などの話が浮上。すると、このようなフェイクニュースがネットに出回ると、それを信じてしまったファンも多くいたようです。
しかし、アミューズが発表までに時間がかかったのは、三浦さんのは四十九日を終えるまで待っていたのと、事実関係やさまざまな情報を整理していたためとも言われています。
ファンにとっては三浦さんを思うあまり、やり場のない気持ちからさまざまな憶測など、アミューズに対し根拠のない発言をぶつけてしまうのも分かりますが、いつまでもこのような状況に三浦さんが喜ぶはずがないでしょう…。