3月上旬、俳優の木村拓哉さん（48）が、2021年4月20日号 「女性自身」にて、都内で愛犬を散歩させる姿が掲載されています。そんな木村さん、待望の全米進出の“挫折”を余儀なくされたと報道されています！
常に芸能界の第一線で活躍する木村拓哉さん。実は3年ほど前からアメリカで制作される大作ドラマシリーズの主演オファーがきていたそうです。しかし最近、正式に断念したと海外事情に詳しい映像関係者が明かしています。
ドラマの題名は『将軍 SHOGUN』。ギリスの小説が原作で、1980年にアメリカ・NBCで制作・放送されたテレビドラマです。劇場映画として編集されヨーロッパや日本で上映されたほか、日本では三船敏郎さん、島田陽子さんらが出演しテレビでも放送されていました。
17世紀の日本が舞台となっており、漂着したイギリス人航海士と日本の戦国大名が、戦乱の世を生き抜くさまが描かれています。当時、全米視聴率は最高36.9％を記録し、伝説の作品とまでいわれています。
木村さんといえば、これまでに海外映画にも出演。’04年には香港映画、’09年にはフランス映画、’17年の主演映画『無限の住人』に出演。
『無限の住人』はアメリカやヨーロッパ各国などでも公開され、カンヌ映画祭でも上映されています。同作は著名なイギリス人プロデューサーが手掛けたそうで、木村さんを”次世代の三船敏郎になるかもしれない”と絶賛していたそうです。
『将軍 SHOGUN』のリメーク版は戦国大名の視点を掘り下げるそうで、そこで“ネクスト三船”を象徴するかのように、主演として木村さんに白羽の矢が立ったようです。
おそらく、木村さんも自身初の海外ドラマ主演ということで、撮影開始に向け気合が入っていたと思われます。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、大幅に撮影計画は変更…。今夏からの撮影開始は決まったようですが、木村さんのスケジュールが合わなくなり、昨年末ごろ木村さん側からやむなく辞退を申し出たとのこと。現在、代役は浅野忠信さん（47）で調整中だそうです。
同ドラマは10話にわたり、日本やアメリカ、カナダで撮影するそうで、その期間は1年。木村さんは近年、続編含めオファーも続々と来ており、主演作品も好評。そのため、海外ドラマのオファーを受けてしまうと、日本での活動に支障が出てしまうので泣く泣く出演をあきらめたようです。
今回、待望の全米進出が叶わず、さぞかし無念の思いであろう木村拓哉さん。しかし、再びチャンスが訪れることを願いたいものですね！