そもそも塩レモンとは？
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ご存知ない方もいるかもしれませんのでまずは簡単に説明いたします。塩レモンとは、北アフリカのモロッコ伝統的の調味料のことをいいます。レモンを塩に漬けて、熟成させたものです。肉料理や鍋料理などに使われることが多く、爽やかなレモン香りと、深みのあるうまみ、ほのかな苦みが料理の味をまとめてくれます。塩レモンを少し加えるだけで、いつもの料理をワンランクアップさせてくれる魔法の調味料ですよ。今回は、基本の塩レモンの作り方と、塩レモンを活用したレシピをご紹介いたします。point 294 | 1
「塩レモン」基本の作り方をマスター
塩レモンは、3つのポイント「国産のレモン」「煮沸殺菌した清潔なガラス瓶」「塩とレモンの量」にこだわるだけで、漬け物を作ったことがない方でも簡単に漬けることができます。熟成させて調味料として使えるようになるまで最低でも1週間以上はかかりますが、いざ料理に使ってみると、塩レモンを漬けておいた自分に感謝したくなるほど万能調味料になりますよ！
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●材料
・レモン 4つ（約400g）
・塩 40～80g（レモンの重さ10～20％の量）
●作り方
1.point 6 | 塩レモンを漬ける瓶を煮沸消毒してから、清潔なふきんの上で乾かしておきます。
2.point 46 | しっかり洗ったレモンを、瓶に詰めやすい適当な大きさに切ります。くし切り、輪切り、みじん切りなどお好きな切り方でOKです。小さく切れば、熟成が早く進みます。
3.point 126 |
塩、レモン、塩、レモンと瓶に入れていきます。途中、スプーンを使って上から押さえながら詰めていきましょう。
4.point 55 | 最後に塩を上にかぶせて、瓶のフタを閉めます。瓶を振ったときの漏れが心配な場合は、ペーパーやラップを挟んでフタを閉めましょう。
5.point 119 |
キッチンなど、直射日光の当たらない涼しい場所に置いて、1日1回瓶を振りましょう。1週間以上かけて、レモンから出てきたレモン液を瓶全体になじませるようにして熟成させます。レモン液がとろっとしてきたら完成！point 102 | 1
【ポイント】塩レモンを作るコツ
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レモンの皮も丸ごと使用するので、国産で無農薬のレモンを使うようにしましょう。しっかりレモンの皮を洗ってから使うことも重要です。洗ったレモンは清潔なキッチンペーパーなどで拭いて、水分を残さないようにします。また、塩の量が重要なんです！理由は塩が少なすぎると、保存に向かず腐ってしまうこともあるので、塩は適当に入れるのではなく、しっかりと分量を量って入れるようにするのがおすすめです。レモンの重さ10％の量の塩で作るとまろやかな塩レモンに、20％の塩で作ると長期間の保存が可能になります。point 322 | 1
塩レモンを使った鶏肉レシピ
●塩レモンチキンソテー
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鶏もも肉に、塩レモンをまぶして焼き上げるチキンソテーです。いつものチキンソテーが、塩レモンをプラスするだけで、爽やかで食欲をそそる香りとうまみたっぷりのひと品に大変身します。味をよく馴染ませるために塩レモンと黒コショウをまぶしたら、しばらくお肉を寝かせるのがポイント。黒コショウのピリッとした心地のいい刺激と、塩レモンの深い味わいがおいしいチキンソテーですよ。
●塩レモンから揚げ
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もも肉と塩レモンで作る、唐揚げのレシピです。もも肉は塩レモンを揉み込んでひと晩置くので、ジューシーでうまみがぎゅっと濃縮された唐揚げができあがります。米粉に乾燥パセリを混ぜたものをもも肉にまぶして揚げるので、さっぱりと油っぽさがなく、パセリとレモンの香りが爽やかに仕上がります。お子さんから大人まで、おいしく食べられること間違いなしの絶品唐揚げですよ。
●塩レモンの即席鶏ハム
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むね肉と塩レモンを使った、鶏ハムのレシピです。パサつきがちな鶏むね肉ですが、水分を逃がさない効果がある砂糖と、塩レモンなどの調味料を揉み込んで寝かすので、しっとりとした鶏ハムに仕上がります。火を通しすぎないようにすることで、さらにしっとりした鶏ハムになります。加熱時間に注意して、塩レモン風味の鶏ハムを楽しみましょう。
まとめ
いかがでしたか？塩レモンは自宅でも簡単に作れるので基本の作り方をまずはマスターしてみましょう。また、塩レモンを使った鶏肉以外のレシピもありますので、是非一度作ってみてはいかがでしょうか？