大阪府の吉村知事(44)は30日、大阪府の休業要請に応じず、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいて店名を公表した府内のパチンコ店のうち、公表後も営業を続けていたすべての店が全店舗休業したことを確認したと明らかにしました。
吉村知事は前日29日にも、休業指示を出す意向を示していましたが、結果見送ることとなりました。
吉村知事は30日にも会見で、「一生懸命、話し合いを続けてきた結果、感染拡大の防止のために、休業に応じていただけることになった。さまざまな実情がある中で、最終的に協力いただいたことに感謝したい」と述べました。
また、自身のツイッターでは「これで大阪府内全パチンコ店に休業のご協力を頂きました。『公表しても宣伝なるだけ!逆効果!』と批判も受けましたが、知事として現実を動かしていきます」と綴った吉村知事。
しかし一方では、パチンコ店の客からは不満や怒りの声も爆発しているようです。
同日朝、店舗名を公表されていた7店が相次いでホームページで休業について公表。
大阪市旭区内の店では「臨時休業のお知らせ 5月6日迄臨時休業致します」と臨時休業することを発表するなど、他7店はそれぞれのホームページで公表していました。
それでも、公表後も営業を続けていたパチンコ店には、朝9時頃から来店する客の姿が…。
常連客の男性からは、「休みなんか」と怒りを示す声や、「他県で開いているならそこに行く」などといった声もあがっていたようです。
パチンコ店周辺の住民からは休業に応じ、ホッとしたという声も上がっている一方で、常連客からは不満の声が上がっているようですね。
他の店では早くから痛みを伴いながらも、早くから自粛してくれてる店舗は多数あることはわかっています。
ですが、これだけニュースでも連日騒ぎになっているにもかかわらず、よくこの時期にパチンコに行こうとしますよね。信じられません…。
ゴールデンウイーク明けにはどうなるのかわかりませんが、いずれにしてもパチンコ屋などでクラスターが発生しないようにするためにも、今後も休業は必要だと思いますね。