元プロレスラー・長州力さんが、4月5日、都内で行われた『令和3年バンタン入学式』に出席。専門スクール『バンタン』の新入生・約3300名に向けて、〝スペシャルメッセージ〟を送りました!
『バンタン』は「世界で一番、社会に近いスクールを創る」をビジョンとし、1965年創立。現役で活躍する講師による授業、長期インターン、産学協同プロジェクトなどによる実践スクール事業を行っています。
ファッション、グラフィックデザイン、ゲーム、パティシエ、エンターテインメント領域のクリエイター、インフルエンサー、プロデューサーなどの幅広い分野で事業を展開。
この日、『バンタン』の入学式にタキシード姿で登場した長州力さん。学生時代の思い出について「大変だったけれど、〝辛かった〟〝苦しかった〟ということはあまり感じていません。しいて言うならば、目標に届いて〝さぁこれから社会に出よう〟としたときに、自分は勉強をしていなかったので、資格も何もないことが一番辛かったです」と語りました。
そして、プロレス時代は『新日本プロレス』のアントニオ猪木さんの団体に入り、猪木さんから「お前は身体の資格を持っている」「その内面の激しさ、苦しさをリングに上がった時に描いてみろ」と言われたそうです。その言葉は今でも頭の中に残っていると明かしました。
また、新入生に向けて「昭和の時代と今の時代を比べると、今の時代は便利になったけれど生きづらい。でも、嘘をついていくより、アホだと笑われて生きていくのが自分の生き方だと思っています。これからのメッセージになるかわかりませんが、嘘をつかず、つまずきながら生きてください」と述べた長州さん。
最後に、スポーツを頑張れた理由については「レスリングは、やっているうちに〝奥が深い〟ということに興味をもって、いけるところまでいこうと思いました」と語っています。
現在はスポンサーや援助金が出ますが、長州さんの現役時代は自分でアルバイトをして稼いでいたそうです。「皆さんにも、小さな目標だとしてもどんどん向かっていってほしい」と応援のメッセージを送りました。
これまで様々な経験をしてきた長州さんのエールはきっと新入生の心に響いたことでしょう!