世界中で、新型コロナウイルスのワクチン接種が猛スピードで進む中ですが、お笑いタレントの明石家さんまさん(65)のある発言に対し、心配する声が寄せられています。この事の発端となったのは、さんまさん自身がパーソナリティーを務めているラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ・毎週土曜日22:00 – 23:30)でのことでした。
さんまさんは、6月15日に放送された『ヤングタウン土曜日』にて、コロナワクチン接種について「僕は、ワクチンを打たないつもり…誰かに回してあげたい。」と、コロナワクチン接種を打たないつもりであることを話しました。
理由としては、さんまさんがこれまで病気になったことがないことや、インフルエンザのワクチンも打ったことがあるからだそうです。しかし、さんまさんは、現在も多数のレギュラー番組を抱える名司会者でもあるため、一緒に共演するタレントたちからは、『打ってくれ』と心配する声が相次いでいるそうです。
現在、ワクチンの予防接種は予防接種法第9条により、『努力義務』とされています。なので、強制ではなく、あくまでワクチンを接種する本人が接種を了承し、納得した上で接種を判断するのが趣旨となっています。もちろん、コロナワクチンにもこの規定が採用されているため、さんまさんに強制することはできません。
これらの件についてテレビ関係者は、「もちろん、収録では感染対策を徹底しています。それでもさんまさんはずーっとしゃべってますし、大声で笑ってますからね。元気なのはわかりますが、ゲストや共演者、スタッフが飛沫を心配するのも無理はありません。かといって、さんまさんほどの大物に提言するのも、なかなかできないんですよ」と、さんまさんや、他の共演者などの心配を語りました。
ですが、現に「踊る!さんま御殿!!」に出演したお笑いコンビ「かまいたち」の濱家隆一さん(37)と山内健司(40)が今年5月にコンビ揃ってコロナウイルスに感染しています。幸い、今回さんまさんは何ともありませんでしたが、それが今後も続くとは限りません。 もちろん、さんまさんも今ではコロナウイルスの怖さを理解しているとは思いますが、ワクチンを打つかどうかはまだ決めかねているようです。元気溢れる65歳のさんまさんが、コロナワクチン接種を決意するのはいつになるのでしょうか。







